ダグ・ライマンが、米ワーナー・ブラザースとDCエンターテイメントによる『Justice League Dark』として知られる、映画『Dark Universe(原題)』の監督を手掛ける。
同作は、スコット・ルーディンがプロデュースし、マイケル・ジリオが脚本を執筆中だ。
ワーナーはコメントを控えた。
複数の情報筋によると、ライマン監督は、チャニング・テイタム主演の映画『Gambit(原題)』を降板するようで、内部情報によると、スタジオとライマン監督の間に溝があったようだ。
『Dark Universe(原題)』のあらすじの詳細はまだ謎に包まれているが、ジョン・コンスタンティン、スワンプ・シング、デッドマン、ザターナ、エトリガン・ザ・デーモンによる、ダークなジャスティス・リーグを中心にストーリーが展開されるようだ。
同作は、ライマン監督の初期のヒット映画『go』に影響を与えたようなアンサンブルが中心となる作品となる。同作は、新しいDCシネマティック・ユニバースでの主要な役割を担うことになるだろう。
ジョン・コンスタンティンの役は、2005年の映画ではキアヌ・リーヴスが演じ、米テレビ局NBCのテレビシリーズ『コンスタンティン』ではマット・ライアンが演じた。同テレビシリーズは、ファーストシーズン放送後の2015年に打ち切りとなった。また、1989年に、ウェス・クレイヴン監督が手掛けたスワンプ・シングの単独作映画『怪人スワンプシング』で、スワンプ・シング役をディック・デュロックが演じた。
当初は、ベニチオ・デル・トロが『Dark Universe(原題)』の監督に指名されていたが、他のプロジェクトと重なったため、降板することになった。ルーディンは、2015年にプロデューサーに指名されており、同作に新しい命を吹き込む。
ライマン監督は最近、アーロン・テイラー=ジョンソン主演のアマゾン・スタジオによる映画『The Wall(原題)』の撮影を終えたばかりだ。また、ライオンズゲートによる映画『Chaos Walking (原題)』、ドラッグカルテルを題材にしたトム・クルーズ主演の2017年9月米劇場公開予定の映画『American Made (原題)』も監督する。
ライマン監督は、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、弁護士のアラン・グローディンと代理人契約を結んでいる。