アニメも舞台も多くのファンを持つ大人気ロードバイク漫画『弱虫ペダル』が、ついに実写ドラマ化。BSスカパー! オリジナル連続ドラマ『弱虫ペダル』が 8月26日より放送開始します。
舞台として進化を遂げ人気を誇る舞台版のキャストと新キャストを交え、新たな実写ドラマならではの『弱虫ペダル』が完成! 放送開始を前に、第1話の先行試写会を実施。なんと集まったお客さんがエアロバイクをこいで、一定のケイデンス(ペダルの回転数)を保たなければ上映が即終了してしまうという過酷な試写会! その会場に潜入してきました。
記事内には動画(キャストトークあり!)もあるので会場の様子を確認してみてください。
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http://otajo.jp/63381[リンク]
1話を観るためにペダルを回せ!
会場にはお客さんがこぐためのエアロバイクがずらり。
抽選で当選した約100人の“弱ペダファン”が、入場時に配布された背番号を背中に貼り、エアロバイクにまたがります。
ケイデンスに連動するのは冒頭13分。映像の横にはメーター表示が表れ、ボーダーラインよりみんなの回転数が下がると赤い警告が! そして終了となってしまうのです。なんでも分速85回転のハイケイデンスを保たねばならないとか。けっこう過酷!
みんな最初は気合を入れて漕いでいた&きっとドラマのOPにテンションが上がったため、スムーズに上映が続いていました。
まだ13分経ってない? 意外と長い。そして「もうずっと観れちゃうんじゃないの?」と気を抜いてドラマの内容に見入るうちに、だんだんと足の動きが遅くなり……。
急にレッドゾーンの警告が! 焦った時にはすでに遅く、本当に上映が終了してしまったのです!
あっと言う間の出来事に呆然とするファンたち……。しかし、お情けでボーダーラインを下げてくれ、再度上映スタート、見事13分を抜け、最後まで観ることができました。
・ドラマ『弱虫ペダル』体験試写会 キャストトーク付き
https://youtu.be/DmXWTMlNKYE[YouTube]
ドラマも「アブッてる」 試写後はキャストトーク
上映後はキャストが登場し、ドラマの撮影エピソードなどトークを繰り広げました。
登壇したのは、福富寿一役・滝川英治さん、泉田塔一郎役・青木空夢さん、手嶋純太役・鯨井康介さん、青八木一役・八島諒さん、杉元照文役・平井浩基さん、寒咲幹役・桜井美南さん。主演の小野田坂道役の小越勇輝さんはイベントの最後に最終話の収録現場から駆けつけてくれました!
<ロードバイクに乗りながらの撮影について>
八島:今まではママチャリしか乗らない人生で、ロードバイクは初めての経験だったんですけど、もうママチャリは乗れないですよね、重くて。撮影があった後にママチャリに乗ると「全然違うな」って感じます。ロードバイクは、漕ぎやすくて早くて気持ちの良い乗り物だなって思います。
滝川:まだロードバイクに乗っての撮影はしていなくて、ローラーの上にロードバイクを載せて練習する3本ローラーは体験しました。箱学みんなでやったんですけど、その練習している様はけっこう見ものですよ。
青木:僕も初めて乗ったんですけど、先輩たちが先に乗っていて、ちょっと練習したら乗れていたんですよ。3本ローラーが難しいとは聞いていたんですけど、先輩たちを見たら僕もすぐにできるのかなと思ったら、もうぬるっぬるっのところを走ってるみたいで! いやぁ、あれはわけわからないっすよ。
滝川:ほんと箱学のシーン、めちゃめちゃカッコイイですよ。まだ最初は出てこないですけど、箱学はキャラのオーラがあって。良いシーンがたくさんあるので、本当に楽しみにしてもらいたいなって思います。
<自分のキャラの好きなところ>
滝川:福富の役は舞台から3、4年やらせて頂いてるんですが、とにかく強い芯があって曲げなくて前にひたすら突き進んでいるところ、向上心があって男としてもかっこよくて魅力的だし、彼から学んだことがいっぱいありますね。男らしいところが僕は魅力的だなって思います。
青木:今回ドラマから参加して、泉田くんの真っ直ぐなところが好きですね。自分が「これだ!」って信じたものに対してただひたすらに向かっていくっていうのが一番好きなところです。そしてマッスルスプリント、常に筋肉を鍛える。しかもインターハイに向けて他のレースを蹴ってまで体づくりをするんです。それくらいインターハイにかける想いが強いですし、福富さんにも愚直とか言われたりするんですけど、そういう真っ直ぐ自分だけのポリシーがある男に僕も憧れますね。
滝川:今回も筋トレとかしているシーンありそうだね。アブッてんの?
青木:アブってるんじゃないすか?(笑) 役作りって見た目も重要じゃないですか。僕も筋トレをやるようになったんですけど、まぁ(泉田には)辿りつけないですよね。
鯨井:そうですよね、だって(泉田は筋肉に)喋りかけてますもんね。
青木:喋りかけるようにはなったんですよ。
鯨井:あ、それはもうなったの!? じゃあ(筋肉に)名前つけたんですか?
青木:一応そこは、アンディとフランクで。田中っていう案もあったんですけど。でも泉田は鍛えすぎですね。
鯨井:手嶋は知性的というか、頭が良くて作戦を考えるのが得意なキャラクターなんですが、あまり才能がないと思っている自分がなんとか体力勝負と思われがちな自転車勝負の中で頭を使って勝っていこう、という姿勢、凡人でもやっぱり勝ちたい、自転車が好きだって熱い想いがあるところがすごく好きですね。
八島:僕は青八木の無口なところですかね。無口なんだけど何も考えていないわけじゃなくて、内には秘めたものがあって熱い男。それが無口だからこそ、喋った時の重さというか、一言一言が熱くてすごい胸にしみます。
桜井:私は総北高校のマネージャーとしてやっているんですけど、けっこう強引なんですよ。でも演じていてそこが愛おしいなって思ってます。ちょっと上から目線だろうが強引だろうが、そこには愛がこもっていて、自転車への愛も人一倍強いし。用語説明とかもたくさんあるので、そういったところも見てもらいたいですね。
そして最後に駆けつけた小越さんが「放送までもう少しですが、僕たちも最後までケガのないように撮影をして、最後まで素敵な作品を皆様に届けられるように」と意気込みを語りイベントを締めくくりました。
しかし! お客さんも退出したマスコミ向けのフォトセッションのタイミングで撮影現場から真波山岳役の植田圭輔さんが合流! 1年のクライマーコンビが揃い撮影をすることができました。
ドラマ『弱虫ペダル』は8月26日より、BSスカパー! で毎週金曜日午後9時から全7話放送です。
ドラマ『弱虫ペダル』
http://www.bs-sptv.com/yowapeda/
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