最近のクルマ系イベントといえば、車両よりもコンパニオンのお姉さんに注目が集まりがちなのは否めない印象ですが、2016年8月5日から7日までの3日間、幕張メッセ2・3ホールで開催されている『AUTOMOBILE COUNCIL 2016』(オートモビルカウンシル2016)では、国内外のメーカーが過去の名車から最新モデルまでを出展しているほか、ヘリテージカー専門店が50~70年代の車を中心に展示。さながらクルマ好きによるクルマ好きのためのイベントになっています。
ホンダのブースでは、「スポーツカーの楽しさを、みんなに伝えたい」というメッセージとともに、1962年に発表された『S360』と2015年より発売されている『S660』を展示。
鈴鹿サーキットのお披露目で、本田宗一郎がハンドルを握ったという『S360』。今見てもカッコいいですね!
マツダのブースでは、前輪駆動車の先駆『ルーチェロータリークーペ』、軽自動車『R360クーペ』、世界初の2ローターロータリーエンジン搭載車『コスモスポーツ』が展示。そのほか『ユーノス・ロードスター』の初代モデルや、2016年ニューヨーク国際自動車ショーで発表された『MX-5 RF』まで見ることができ、同社の歴史を一巡できます。
ヘリテージカー専門店のブースの中でも一際目立っていた、1985年式『ロータス 97T』。古くからのF1ファンにはたまらないのでは?
ほかにも、クラシックカーから最新モデルまで古今東西の車種を見ることができる『AUTOMOBILE COUNCIL』。とにかく硬派なクルマ好きのためのイベントで、「華やかさなぞ知るか!」といった潔さがオトナらしさすら感じさせてくれます。クルマ好きを自認するならば、この週末に過去の名車から現代にまで至る車の系譜を辿りに幕張メッセまで訪れてみてはいかがでしょうか?
Automobile Council 2016(オートモビル カウンシル)
http://automobile-council.com/ [リンク]