株式会社アクロリアは、 オフィススペースの間借り・間貸しマッチングプラットフォーム『ミネスト』β版を2016年7月31日よりサービスを開始しました。
場所にとらわれず遊牧民のように様々な場所で仕事をする『ノマド』や、特定の企業に所属することなくプロジェクトごとに複数の組織に関わる『フリーランス』など、昨今の働き方は多様化しています。 さらに日本国内のフリーランスの人数が2015年には1228万人に達するなど、 新しい働き方で生計を立てる人の数も増えています。
今後、ワークスタイルの変化にともない働く環境の多様化が予測されることを機に、オフィススペースの間借り・間貸しをできる一風変わった『ミネスト』のサービスが始まったのです。
オフィススペースの無駄を減らし、 コスト削減と人材交流を促進
ミネストの利用者は、余ったオフィススペースを貸出す『ホスト』とオフィススペースを借りる『ゲスト』にわかれます。 ホストは貸出すオフィススペースの画像や基本情報を掲載し、 ゲストは掲載されているオフィススペースから条件に一致するものを探します。 オフィススペースのシェア期間は最低1ヶ月以上の中長期を基本とし、 1オフィスあたりのゲストの人数は1~10名程度を見込んでいます。
ミネストの利用を通じて、ホストは余っているオフィススペースの収益化、ゲストはより柔軟に多くの選択肢からオフィスを探すことが可能になります。さらに、両者の新たな出会いや交流から事業上のシナジーも期待できます。
政府の「日本再興戦略2016」におけるシェアリングエコノミーの促進
個人やグループが有形・無形の資産を共有し、 利用者が必要なタイミングで利用する経済活動『シェアリングエコノミー』は、2025年までに潜在的な収益機会が3350億ドルを上ると予測されています。政府の『日本再興戦略2016』に掲げられたシェアリングエコノミーの推進と、ワークスタイルの変化を機に、より自由で多様な働き方の実現に努めてまいります。
また、ミネストのリリースにともない、サービスクオリティの向上と安心安全なサービス提供の実現を目的として『シェアリングエコノミー協会』へ加入いたしました。
ミネストは今後、オフィススペースの拡充に力を入れるそうです。企業の余っているオフィススペースをはじめ、コワーキングスペース、シェアオフィス、飲食店などの空きスペースを対象として、2016年12月末までに300スペースの獲得を目指します。
ミネスト公式サイト リンク:(http://minest.jp/)
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: すこやか山田) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
コメント
コメントを書く