秋葉原と言えばイベントに困らない素敵な街で御座いますが、意外とガジェット通信はイベント系に食い付かなような気がする筆者(YELLOW)で御座います。
秋葉原に腰を据えた以上、これらオタク文化の最先端を報じるのは、ある意味“義務”であり宿命であります。
というわけで、ほぼほぼ趣味で秋葉原に新しくオープンした『アニON STATION AKIHABARA本店』(以下、アニON)に行ってみました。
ポロリは無いよ!『艦娘だらけの海の家』とは?
驚異的な人気を誇る『艦隊これくしょん』と『一番くじ』のコラボレーション企画として開催中の夏限定イベントで御座います。
ちょいと前にパソコン版(ブラウザー版)に実装された『艦これ』の“水着mode”みたいな罠に落ちた筆者は、すでに攻略云々はさておいて
「水着艦隊育成強化月間」
に励み、記事の進行も遅れがちであるのは否めませんが、あえて言おう!
「大丈夫だ、問題ない」
すでに満員で整理券を渡された件の是非
と、言う割にはオープン日をすっかり忘れていた筆者で御座います。まあ、暑いから仕方ないよね~みたいな勢いで、遅れてスタートしてみました。
するとどうでしょう?
すでに満席なので、次回のタイムテーブルの整理券を渡されました。
言うても小一時間ほど時間を潰せばいいわけだし、並んで待つ必要はないので他店の取材を先に回って時間を潰してみました。
あえて言おう!ワンドリンク制であると!
『艦これ』は受付カウンターから見て一番奥のフロアにあります。
入場料とかチャージは無いのですが、とりあえず入店時にワンドリンクをオーダーするシステムで御座います。
しかも!
逆にこの時点ではワンドリンクしか注文出来ない罠でして、フード類や追加ドリンクは全ての人が入場してドリンク類が整ってからのようです……。
とりあえず筆者は暑い秋葉原を歩き回ったので、色々な意味で
『戦艦榛名のフローズンビール』(1000円)
しかありません。若干、ビールに1000円は高いと思われる方も少なくないと思いますが、ココは“海の家”ってコンセプトなので海の家価格と思えば納得です。
なお、ドリンクをオーダーするとオリジナルコースターが付属するのですが、誰もコースターとして使用していない事実……あると思います。
「五十鈴はおらんのかのぅ?」
『艦これ』オリジナルグッズも売っている件
さらに物販コーナー的な何かもあり、提督には堪らない仕様になっております。
若干、タオル1枚2000円、Tシャツ1着6000円は“貧乏提督”的には自沈せざるを得ない案件ですが、欲しい人なら即買いする可能性もあるので、強気な価格に関して物申す事はありません。
『気合い、入れて、いきます!比叡カレー』を食す!
概ね、全員のファーストドリンクが揃った所で、セカンドオーダーとなる感じで追加のドリンクやフード類を注文出来ます。
ここら辺の時間差システムの意味が分からないのですが、そういうシステムなので従うまでで御座います。
とりあえず筆者的にはカレーを食べてナンボなので、ここはひとまず
『気合い、入れて、いきます!比叡カレー』
を食べてみます。ちなみにコチラも1000円と“海の家価格”ですが、海の家なので正当な価格と言えばそれまでです。
結果、写真の“グリーンカレー”的な何かが出て来ました……。
「お、おう……」
としか言えないのですが、一応は『艦これ』ですので海軍カレー的な何かだろと思っていた筆者には、ちょっとしたサプライズで御座います。
後々、メニューを見てみると小さく“グリーンカレー”と書いてあるのでJAROを呼ぶには至りませんが、そこは大事なポイントなので注文用紙にも書いとけやワレ!って思った心の狭い筆者です。
なお、グリーンカレー的にはレモングラスが効いているものの、辛さよりも甘さが前面に出ている感じです。
肉の塊は見当たりませんでしたが、ヒヨコ豆が一個入っていました……。
海の家のカレーをどうこう言うのもナンセンスなので、ノーコメントにしておきましょう。
ちなみにフード類をオーダーすると、オリジナルランチョンマットが付属するのですが、誰もランチョンマットとして(略
『艦娘だらけの海の家』 総評
情報ゼロのまま目隠し突撃を敢行した筆者ですが、最終的には海の家スタイルで水着の“艦娘”に囲まれて、アニソンと言うか『艦これ』の曲を楽しむ的なイベントと解釈しました。
しかし!
やはり初日なので色々と馴れていない面もあり、レジからドリンクの提供からスムーズに動いてない感があり、結果としてメインの曲も4曲ほどしか流していないとiう罠で御座います。
そう言えば、ドリンクやフードを頼むとリクエストチケットも付いているのですが、言う程に曲を流してないので微妙な予感です。
ここら辺、もうちょっとオペレーションが煮詰まれば、狙い通りになると思うのですが、今日のところは微妙な結果に終わった感じは否めません。
あとは写真とか撮りにくいと言うか、プロモーションで流れる映像や艦娘のコスプレをしている店員さんは撮影不可なので、御了承下さい。
ここら辺もイベントではありがちなルールですが、せっかくのコスプレも撮影不可とか誰得だよって可能性は否定出来ません。
もっとも、店員さんが普通に一般人な可能性があるので、レイヤー勢と同義には語れないのですが、だったらレイヤー雇えよって思う我が儘な筆者で御座います。
他にもランチョンマットやコースターはランダムなので、ちょっとコンプリートするのは無理ゲーな予感ですし、現状ではリピートを得られるのか心配になりました。
「ま、一回行ったらいいかな?」
みたいなのが正直な感想なので、あえてリピーターは求めない方針ならコレで正解ですが、リピート勢の売り上げも期待するなら、もうひと工夫必要かと存じます(大きな御世話ですが)。
あくまでも“一人の提督”として訪れてみた筆者の感想ですので、絶対的なモノでは無いのですが、制作中の劇場版に関する情報など、なんか出し惜しみ感が見え隠れして煮え切らない印象は拭えません。
というわけで、非常に辛口な評価で終わりましたが、とりあえず
「一回くらい来といて良かったかな?」
くらいの満足感と言うか納得感はあるので、是非みなさんも訪れてみては如何でしょうか?
『アニON STATION AKIHABARA本店』
住所:東京都千代田区外神田3-1-16
営業時間 11:00~22:20
2016年7月19日~8月31日
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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