javier-bardem-frankenstein.jpg

往年の複数のモンスター映画をリバイバルする流れの中で、これまでにトム・クルーズ、ジョニー・デップ、ラッセル・クロウなど数々のA級俳優の出演を発表してきた米ユニバーサル・ピクチャーズは、有名なキャラクターを復活させるべく、新たなスターに視線を送っている。

複数の情報筋が本紙ヴァラエティに伝えたことによると、ユニバーサルは往年のモンスター映画シリーズ『フランケンシュタイン』のリブート版で、ハビエル・バルデムと出演交渉中とのことだ。現在のところ、バルデムが演じる怪物がモンスター・シリーズのどの作品に最初に登場するかは分かっていない。リバイバル版モンスターシリーズの第1弾は、クルーズとクロウが出演する映画『The Mummy(原題)』だが、間もなく撮影を終える。

ユニバーサルは映画『フランケンシュタインの花嫁』をベースとする映画も開発中だが、情報筋によると、バルデム演じるフランケンシュタインの怪物は、まずは別のモンスター映画に出演し、後にスピンオフ化する可能性があることを示唆した。

昨年の夏、ユニバーサルは、世界観を共有する複数のモンスター映画を開発するため、アレックス・カーツマン(『スター・トレック』)とクリス・モーガンを起用した。

皮肉なことに、バルデムはクルーズ出演の『The Mummy(原題)』でジキル博士役のオファーを受けていたが、最終的にはその役を見送り、クロウに譲る形となった。

バルデムが出演する最新作には、ショーン・ペン監督の映画『The Last Face(原題)』がある。また、ダーレン・アロノフスキー監督が現在撮影中のタイトル未定の映画では、ジェニファー・ローレンスの相手役を務める。バルデムはさらに、2017年夏に米劇場公開予定の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの最新作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales(原題)』にも出演する。

バルデムはWMEと代理人契約を結んでいる。

関連記事

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1490852