昨日行われた大相撲九州場所で、稀勢の里(きせのさと)が白鵬(はくほう)を破った一番。土俵際で両者が投げを打ち合い、一瞬先んじたかに見えた白鵬が敗れるまさかの展開に場内は大盛り上がり。両横綱を立て続けに破った稀勢の里の活躍で、千秋楽は1敗同士の横綱対決が決定。明日への期待が高まったこともあり、場内から大きな「万歳」コールが湧き上がった。
この「万歳」の解釈を巡り、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。
横綱に失礼すぎるいい相撲だったのに万歳コールは残念
プロレスとは違う、礼があるから美しいのに
レイシストジャップ
軍靴の音が聞こえる
もともと庶民の娯楽なんだし、いいだろ
横綱対決で千秋楽が面白くなったからだろ
横綱は嫌われてナンボ
万歳アレルギー多すぎw
座布団投げられないようにしたせい
「座布団が投げられない」というのは、番狂わせのときなどに投げられた座布団が当たって力士・観客がケガをしないよう、座布団を4枚括りつけて投げられないようにしたこと。座布団投げの代替手段としての万歳コールだったのではないか、という意味だ。また、真偽は不明だが、「向正面にいた“オリンピックおじさん”が万歳を煽(あお)った」との情報も。
日本人横綱が不在となり、相撲人気低迷が言われるようになって久しい。そんな中でも本場所を観戦するために足を運ぶ人たちである。今さら力士の国籍うんぬんで応援の態度を変える狭量なファンはいないと信じたいが、さて。
動画:白鵬vs稀勢の里 激しい睨み合い (なぜか万歳三唱 ) 2013/11/23(YouTube)
画像:YouTubeより
※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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