KDDIは、未来の携帯電話開発を目的とした仮想のオープンラボラトリー『au未来研究所』を開設しました。『Facebook』か『Twitter』のアカウントでログインすればだれでも研究所員として参加でき、ユーザーから募集したアイデアを未来の携帯電話開発に活用する取り組みも予定しているとのこと。自分が想像したアイデアが未来の携帯電話で実現するかもしれませんよ。
『au未来研究所』のサイトでは、現在3種類の研究テーマが公開されています。ひとつは「自ら育つ携帯電話」。ユーザーの属性や生活習慣、趣味趣向などを把握して、ユーザーのパートナーとして自ら育つ携帯電話というコンセプト。「研究レポートを見る」のリンクをクリックすると……。
現実のKDDI研究所が発表したプレスリリース「マルチデバイス連携が可能なスマートフォン用対話プラットフォームの開発」のページにリンクしています。仮想の研究所とはいえ、現実とリンクしているところが今後のアイデア実現に現実味を感じられますね。
ほかには「未来が見える携帯電話」「“未来の携帯電話”アイデア開発」というテーマが掲げられています。未来が見える? 荒唐無稽な印象もありますが、意外と本気で考えているのかも。
上記の2テーマは、研究所にログインすることで関連資料を見たり、アイデアを発表できるようになります。ログインするとバーチャルデスクトップにログインでき、メールやチャット、「極秘研究」などのコンテンツを利用可能。ナビゲーターには、“フュート”という女の子キャラクターが登場します。
このフュートは、神山健治氏が共同CEOを務めるスティーブンスティーブンがデザインしたキャラクター。スティーブンスティーブンは『au未来研究所』のイマジネーションパートナーとして、研究活動に参加します。同社がアニメーションや広告制作を通じて培ってきた「空想技術」のノウハウやリソースを、未来の携帯電話やウェアラブルデバイスの創出に活用していくとのこと。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の世界観が現実になることもあるのかも? それに負けないアイデアを持っているという人は『au未来研究所』に参加して、自分のアイデアを発表したり最新情報をチェックしてみましょう。
au未来研究所
http://aufl.kddi.com
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