■2013春アニメクロスレビュー『進撃の巨人』

四方を50ｍを超える壁に囲まれた街・シガンシナ地区。人々は壁の外の巨人から自分たちを守るため、この巨大な壁を作りあげたのだった。外の世界に憧れる少年・エレンと、彼のよき相談相手であるミカサは、壁の中で平和な時を過ごしていた。そんなある日、壁の外を探索に行った調査兵団が、この町に帰還するのを知る。調査兵団を“英雄”と呼ぶエレンが見たのは……。

制作／WIT STUDIO
監督／荒木哲郎
声優／梶裕貴、井上麻里奈、嶋村侑
4月7日よりスタート
MBS　毎週日曜日　よる23:30～
公式サイト：http://www.shingeki.tv/

2013春アニメクロスレビュー　記事一覧はこちら

●総合得点平均
8.8／10点（レビュアー 5名）

●アニ二郎探検隊のレビュー
演出 8
脚本 9
作画 9
OP / ED 7
巨人の不快度 10
－－－－－
総合 8

大ヒットコミック原作のアニメ化、設定もさることながら巨人との闘いのスケール感も注目の作品ですが、これはアニメ化成功という予感がしますね。原作コミックは正直緻密でもなく上手とは言えない画力なのですがその荒々しさと新鮮さでヒットしています。アニメ化にあたり作画を丁寧に綺麗にすることでコミックとの対比が非常にわかりやすく進撃の巨人の面白さが増すんじゃないかと思う第1話でした。巨人のグロさも素晴らしい。

●ジョージ・レックのレビュー
演出 8
脚本 8
作画 9
OP / ED 6
巨人こわい度 10
－－－－－
総合 8

原作は未読。ライト層にも受けそうなキャラデザは実に効果的。背景も全体的に美麗で世界観の広大さを感じる。静と動のメリハリもはっきりしていて制作陣の力の入れようが否が応でも伝わってくる。巨人たちが現れた時のその絶望感たるや。ハンネスが巨人と戦おうとするも恐怖に身がすくみ、エレンとミカサを連れて逃げるシーンからのエンディングにかけてまでの流れは今期の最優秀１話賞を授けたいほど。オープニングもバリバリにカッコよく動くし原作ファンは大喜びなんじゃないだろうか。視聴すべし。

●ｓｒｂｎのレビュー
演出 9
脚本 8
作画 9
OP / ED 8
阪神は関係ない 10
－－－－－
総合 8

今期一番楽しみにしていた作品。なんといってもあの衝撃的なPVを観てしまったらもう期待せざるをえないでしょう。とにかく1話は待っていた甲斐がありました。原作は本屋の店頭にあった1話の試し読みだけ読んでいたので「ああそうそうこういうのだった」というのと同時に、動くとやっぱり恐ろしさが違いますね。カーチャンを容赦なくむしゃむしゃするところは思わず目を背けたくなるほどでした。CMが不快なので録画かニコニコで観ます。

●鬼嶋ピロのレビュー
演出 10
脚本 9
作画 10
OP / ED 9
完全にガチで覇権取りに来た度 10
－－－－－
総合 10

これまた今期覇権候補な一作である今作、進撃ｗｗｗマジでクオリティ半端ねぇなこりゃｗｗｗちょっとビビるレベルの作りで動きまくりですわｗｗｗ今期で一番ヤバイんじゃないかｗｗ

まずはOPを見てみろ！話はそれからだってｗｗｗ再生数が話題になるのも納得だからｗｗｗ

声優陣も人気のある方々でバッキバキに固めているので声優ファンも大満足なんじゃね？ｗｗｗ

ストーリーは巨人対人類と実にシンプルですので入りやすいのもポイント高いと思われますｗｗそして画も描写も芝居も完全にガチ、そこにきて巨人の圧倒的な存在感と絶望感、これは素直に凄いとしか言えないわｗｗｗｗｗ最後俺も泣いちゃったものｗｗｗ話題になる作品にはその理由がある！それを良い意味で体現してくれている作品ですなｗｗｗ

●藤本エリのレビュー
演出 10
脚本 9
作画 9
OP / ED 9
圧倒的絶望ッ…！度 10
－－－－－
総合 10

コミックは1巻だけ読んでいるんですが、なぜ途中で読むのやめたしって自分にツッコミたくなるくらい面白かったです。というかコミックで読んだ時より数倍面白かったです。なんていってもOPの躍動感に鳥肌。お母さんの「行かないで……」で鳥肌。もう鳥肌たちっぱなしです。怖かったよ～。梶君は声優アワードで主演男優賞を受賞しただけあって、“可愛い梶きゅん”だけじゃないって所を見せつけてくれたと思ってます。今の所一番続きが待ち遠しい作品！

●レビュアープロフィール