和食の基本的な献立とされる“一汁三菜”。飯と汁に、主菜1品と副菜2品という構成が挙げられますが、ふだんは丼ものや麺類などで済ませてなかなか実現できない、という人も多いのでは? 一汁三菜を実現するためにうまく活用したいのが“小鉢料理”。フジッコは5月8日を「小鉢の日」として日本記念日協会に申請、これが認定されたことを記念して、小鉢に関するアンケートを実施。調査結果を発表しました。
アンケートは、全国の20~60代で料理を3回以上する主婦計500人を対象に実施したもの。「“一汁三菜”の意味を知っていますか?」の質問には「はい」が88%と、いつも料理をしている回答者の中ではやはり“一汁三菜”は浸透しているようです。
「日頃の食事に小鉢料理を取り入れることをどの程度意識していますか?」の質問には「常に取り入れるように意識している」(34%)、「できる限り取り入れたいと思っている」(51%)と、8割近くが小鉢料理を積極的に取り入れていると回答。「小鉢料理を取り入れる理由はなんですか?」の質問に91%が「栄養バランス」と回答し、小鉢料理を活用する人たちの栄養バランスへの意識の高さがうかがえます。
「食べるのが好きな小鉢料理を教えてください」(複数回答可)という質問では、「きんぴらごぼう」(75.8%)、「かぼちゃの煮物」(60.4%)、「青菜のお浸し」(59.6%)と、きんぴらごぼうが圧倒的な人気という結果に。
一方、「作るのが好きな小鉢料理を教えてください」(複数回答可)という質問には「きんぴらごぼう」(48.2%)、「かぼちゃの煮物」(45.6%)、「青菜のお浸し」(38.6%)と、順位は変わらなくても回答数が少ない結果に。自分で作るのは少し面倒、という本音が見えてきます。
小鉢料理の失敗談として多かったのは、「同じようなものを作ってしまう」や「味付けが似通ってしまう」といった“レパートリーの少なさ”(77票)。フジッコのマーケティング部コア・惣菜商品グループ ブランドマネージャーの入道知生氏は、「季節の野菜にタンパク質が豊富な蒸し豆を加えたサラダ小鉢など、ひと工夫するだけで完成する小鉢に、漬け物など日持ちのする小鉢をうまく組み合わせることで、手間をかけずに三菜を実現できるかと思います」とアドバイスしています。
いつもの食事に小鉢をプラスすることにより、和食の理想である一汁三菜の食卓で栄養バランスを手軽に応援したいとの思いからフジッコが制定した“小鉢の日”。この機会に副菜、特に小鉢料理の重要さを考えてみてはいかがでしょうか。
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ガジェット通信編集部
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