今回はうさみのりやさんのブログ『うさみのりやのブログGT～三十路の元官僚の天下りしない生活～』からご寄稿いただきました。

※この記事は2013年02月09日に書かれたものです。

■組織から離れて独立して感じたこと　～引っ越し前に～
業務拡大のため引っ越しの準備をしています。
今日は経済産業省を辞めてちょうど5ヶ月ですが、なんとか半年の節目となる来月までに結果を残そうとあがき回ってきた成果がようやく結実しそうな現在です。

正直この5ヶ月はとても苦しかったです。

なんとかサラリーマン時代のご縁で仕事を取ってくる、会社を作る、従業員を雇って人に給料を払う、会社のキャッシュがつきそうになって寝られなくなる、期待していた投資案件がポシャる・・・

とおよそ全ての起業家の本に書いてありそうな上記の事態も一応は経験しました。

でも良いこともたくさんありました。

思わぬ友達が自分を助けてくれて危機を乗り越えられる、思いがけない出会いが生まれる、自分の未熟さを知っていろんな事を学ぶキッカケになる・・・

ということでなんとなく独立してから感じてきたことを昨日twitterで呟いたのでここにまとめておきます。わりと毒っ気が多いです。

(1) 全力を尽くせばどんな人間でも必ず高く跳べる。ただし着地できるかはわからない。

(2) 負けを認めるまでは何回負けても負けじゃない。

(3) 期待して失敗すると転落した気分になって胸に穴があく。だから何かに期待なんかしない方がいい。人間始めからどん底。金持ちも貧乏も変わらない。今いる状況を楽しめ。

(4) 下手な鉄砲も数打てばあたる。ビジネスは頭脳よりも体力気力。

(5) 悩むよりあがけ。今いる場所で自分が中心になって出来ることを死ぬ気で探せ。

(6) 自分の周りで起きてる理不尽なことを探せ。それが見つかったらビジネスチャンス。

(7) 女の勘には逆らっちゃいけない。常に正しい。根拠は不要。

(8) 大っ嫌いな奴は我慢して付き合うと大好きな奴に変わる

(9) Friend in need is a Friend indeed.

(10) 事業計画にあまり意味は無い。意味があるのは、現実から乖離しない収益モデルとそれをやりぬく意思と仲間。そしてなによりも兵糧となるカネ。

(11) 頭がいいことにあんまり意味はない。学ぼうとする姿勢の方が遥かに大事。

(12) プレゼン能力を磨くより100回同じことを言える図太さを身につける方がよっぽど説得力が磨ける。