ベネディクト・カンバーバッチが作家マット・ヘイグの4作目の小説を原作とする映画『How to Stop Time(原題)』に出演する。カンバーバッチが率いる製作会社サニーマーチとスタジオカナルが同小説の映画化権を獲得した。
カンバーバッチはサニーマーチを通じ、同小説を7月に出版するキャノンゲート・ブックスのCEOジェイミー・バイングと共にエグゼクティブ・プロデューサーを務める。スタジオカナルが出資し、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドへの配給と海外セールスを担う。
小説は、一見普通の中年男性に見える41歳のトーマス・ヘイザード(カンバーバッチ)が、実は何世紀にもわたって生きているという極めて珍しい男の話だ。声明によると「時代や大陸を超えたラブストーリーであり、この世代で最も偉大でエキサイティングな小説家との評価が定着した作品である」という。
『How to Stop Time(原題)』はヘイグの4年ぶりの大人向け小説だ。ベストセラー作家のヘイグの小説は、これまでに30か国語に翻訳されてきた。2016年後半に20か国以上で発行されたヘイグの最新の児童小説『The Girl Who Saved Christmas(原題)』は、児童小説『クリスマスとよばれた男の子』の続編となる。スタジオカナルとブループリント・ピクチャーズは2015年に同シリーズの映画化権を獲得し、長編映画の開発を急いでいる。
そのほかのヘイグの作品には、サンデー・タイムズ紙で46週間トップ10入りした自叙伝『Reasons to Stay Alive (原題)』や小説『今日から地球人』がある。また、ヘイデイ・フィルムズとスタジオカナルの2014年のヒット映画『パディントン』の脚本を手掛けている。
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