2004年から緑茶市場を牽引している『サントリー緑茶 伊右衛門』がリニューアルし、2017年3月7日より全国新発売されます。2017年3月6日・7日には京都府南部の宇治茶のふるさと12市町村でさまざまなイベントを行う『お茶の京都博』のPRを兼ねてサンプリングも実施されました。
リニューアルされた『伊右衛門』は、全国の茶葉を集めて、2000人以上に試飲調査を実施した結果、従来の抹茶入り煎茶より深蒸しタイプの一番茶の支持が圧倒的だったことから、一番茶の使用量を従来の2倍に増量。これにより爽やかな香りの成分量が3倍になったとのこと。
また、火入れの弱い茶葉を使用することによってきれいなグリーンの水色を実現。発売当時から採用している微粉砕茶葉制御技術と、旨み成分の多いアミノ酸と清々しい渋みを持つ遊離カテキンを多く含む茶葉を選定することにより、バランスが良いだけでなく、コクと余韻のある飲み心地を実現しています。
サンプリング開始前には、城福健陽京都副知事、福寿園の福井正興代表取締役社長、サントリー食品インターナショナルの沖中直人執行役員がテープカットを行い、『お茶の京都博』とリニューアルされた『伊右衛門』をアピール。
2004年の『伊右衛門』誕生時より関わっている沖中氏は、「現場の担当者がたくさんのお客様の声を聞くことで、深蒸し茶が急須で飲んだ時に美味しいということが確信を持てました。深蒸しのお茶はリーフの原価が高く、限られた予算の中でどのように美味しいものにしていくのかということが挑戦でした」と語り、リニューアルされた色や香り、味に自信を示しました。
午前9時から行われた京都駅中央口でのサンプリング。バス乗り場への途中にあることもあり、外国人旅行客も含めて多くの人が足を止めて『伊右衛門』の500mlペットボトルと『お茶の京都博』のパンフレットを受け取っていました。
筆者もリニューアルされた『伊右衛門』を飲んでみましたが、すっきりとしていながら茶葉の香りや旨味が感じられる味わいになっており、飲みやすさが増した印象を受けました。各社がひしめくペットボトル緑茶市場で消費者からどのような評価を受けるのか注目されます。
ひとつ上の伊右衛門(サントリー)
http://www.suntory.co.jp/softdrink/iyemon/green_tea/index.html [リンク]
お茶の京都博
http://ochahaku.kyoto/ [リンク]
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ガジェット通信編集部
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