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あ……ありのまま今起こったことを話すぜ! 四角い柱だと思ったら円筒だった。な……何を言っているのかわからねーと思うが、まずはこの動画を見てくれ。

【動画】Ambiguous Cylinder Illusion(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=oWfFco7K9v8 [リンク]

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四角い柱体を8つ束ねた立体が、鏡の中の世界では6つの円筒を束ねた形に変身!? 立体を持つ手はそのまま映っていることから、鏡に細工をしているわけではない。

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次に、四角い柱体の向きを180度回転させると、今度はこちらが円筒で鏡の中が四角柱に。他にも、くっついてるのに交差しているように見えたり、交差しているのに離れているように見えたり……。催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。一体これは何なんだッ!?

この不思議はオブジェは、特定の2つの方向から見た時に、まったく違った姿に見える「変身立体」。目の錯覚を利用したもので、制作した明治大学・杉原先生によると、「1枚の画像には奥行きの情報がないためそこに映っている立体はひとつには決まらないという数理的知見と、 人間の脳は画像を解釈するとき直角を優先するという心理学的知見を組み合わせて作ったもの」だそうだ。

立体の向きを変える時に種明かしされているが、この立体は真上から見ると、角が丸まった四角い形をしている。断面は波打ったようにカットされていて、見る方向によって四角と円、2つの形が浮かび上がるというわけだ。CAD上で錯視を“リバースエンジニアリング”して作成した立体を3Dプリンターで出力することで、このような不思議な立体も作れるように。例えばエッシャーの絵に描かれているような「不可能立体」も、特定の方向からならそのように見える立体として実現できるようになってきているのだ。

画像:『YouTube』より引用

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(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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