7月10日に行われた参議院議員選挙。議員として、表現の自由を守る活動を続けネット上でも注目を集めていた山田太郎議員は新党改革より比例区で立候補していた。
参考記事:選挙直前!山田太郎参議院議員インタビュー(上) 「表現の自由を守る活動をしてきた人たちにリスクを取っている」
http://getnews.jp/archives/1479277[リンク]
結果は、所属する新党改革の獲得票数が伸び悩み実に29万近くの票を獲得しながら落選。しかしながら、議席を獲得した民進党や共産党、おおさか維新の会などの比例候補のトップよりも得票数は多いという結果となり話題になっている。
山田議員(@yamadataro43)は『Twitter』にて
ご支援をいただいた全ての皆さん。26万票を超える支持を頂いた事に感謝すると共に、バッチに繋げることが出来ずに大きな責任を感じています。本当に申し訳有りません。この票数はマンガ・アニメ・ゲーム表現の自由を守りたい皆さんの大きな声です。何かの形に繋げていきたいと考えています。山田太郎
— 参議院議員山田太郎(全国比例)日ペ23a (@yamadataro43) 2016年7月10日
ご支援をいただいた全ての皆さん。26万票を超える支持を頂いた事に感謝すると共に、バッチに繋げることが出来ずに大きな責任を感じています。本当に申し 訳有りません。この票数はマンガ・アニメ・ゲーム表現の自由を守りたい皆さんの大きな声です。何かの形に繋げていきたいと考えています。山田太郎
とツイートを行った。
今回の結果を受け、漫画家の赤松健先生 (@KenAkamatsu) は
【参院選】山田太郎先生、落選でしたが26万票を超える得票数で驚きました。これまでは「反表現規制は票に結びつかない」というのが常識だったので、まさに「オタク層が票田になる可能性」を示した初めての国政選挙になったと思います。山田先生が今後どうするおつもりなのかは直接聞いてみます。
— 赤松健@UQホルダーアニメ化決定! (@KenAkamatsu) 2016年7月11日
【参院選】山田太郎先生、落選でしたが26万票を超える得票数で驚きました。これまでは「反表現規制は票に結びつかない」というのが常識だったので、まさ に「オタク層が票田になる可能性」を示した初めての国政選挙になったと思います。山田先生が今後どうするおつもりなのかは直接聞いてみます。
とツイート。
とは言え落選は落選ですので、今後の反表現規制運動は「各省庁へのプレッシャー」と「スピード」面で大幅に弱体化することは間違いありません。漫画&アニメ&ゲームの規制に関しては、今まで通り与党の先生方に頭を下げて面会してもらい、説得して回る必要があるでしょう。
もう一つ驚いたのは、岩城法務大臣(自民)の落選です。岩城先生はマンガジャパンの新年会に来て下さるなど、ちば先生や里中先生たちとも繋がりのある方。 児ポ法など国会の「法務委員会」で審議する法案は法務大臣の影響下にあるため、ちょっと安心していたのですが、もう今後はダメかも。orz
と続けている。
※画像は『Twitter』より引用
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