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アニソンをはじめとしたオタクカルチャーとEDMに代表されるようなクラブミュージックを融合させた超都市型イベント『Re:animation』(以下『リアニ』)。2016年7月10日に開催された『Re:animation9』では、4年3ヶ月ぶりに新宿・歌舞伎町に“帰還”。26組のDJ・歌手のパフォーマンスに3000人以上の来場者が酔いしれました。

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(撮影・水津拓海 @rhythmsift )

中野での経験をもとに歌舞伎町に戻ってきた『リアニ』。コマ劇場だった場所には新宿東宝ビルになり、“ゴジラ”が見守る中、大音量のサウンドを響かせることになりました。

シネシティ広場&新宿BLAZEでDJたちが躍動!

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(撮影・水津拓海 @rhythmsift )

シネシティ広場“白鳥フロア”のオープニングを飾った後藤王様。アニソン原曲を繋ぐ王道プレイでのっけからフルスロットル。

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一方、新宿BLAZE“月光フロア”ではヒゲドライバーが最初にプレイ。『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』EDの「ブルー・フィールド」や『艦隊これくしょん』ED「吹雪」を織り交ぜつつ、自身が『リアニ6』に出演して熱狂を生み出した『機巧少女は傷つかない』のED「回レ!雪月花」を再びかけてファンを喜ばせました。

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『リアニ』常連の2人DJユニットFish&Chips。フロアと一体となったプレイは圧巻の一言。

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(画像提供:『Re:animation』)

日髙のり子・山崎和佳奈・松井菜桜子のユニットbackdrops。ベテラン声優陣のパフォーマンスを目に焼き付けることができるなんて、胸熱です!

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16時過ぎからのDJ Megsisの時間。トップには鏡音リン・レンと共にBLAZEで宝塚譲りの歌唱力で魅せた彩羽真矢が「ルカルカ☆ナイトフィーバー」をダンス。

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(撮影・水津拓海 @rhythmsift )

“月光フロア”のMCを務めつつパワフルなプレイを見せたMegsis。「『リアニ』はみんなが圧倒的に音楽が好きでどんな曲でも踊ってくれる。これからもフロアと同じ目線で頑張りたいです」と話してくれました。

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この時間には暑気を忘れるための放水も!

多彩なレイヤーが集合! 浴衣レンタルも

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今回も多彩なコスプレイヤーが来場。とにかく自由な雰囲気が印象的。

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アート誌『TH』の表紙を飾ったこともある美少女氏(@Bishoujo)は、『コミックマーケット90』カタログ表紙の眼鏡放水紳士に。新しい!

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スタッフさんも華やかでした。

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今回、浅草で着物の着付けやレンタル・販売を行っている『VASARA』が出張カウンターを出していることもあり、艶やかな浴衣姿も目立ちました。

『サイレントフロア』って何!?

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クラウドファンディングサイト『CAMPFIRE』で500万円を集めたために実現できた『サイレントフロア』。シネシティ広場広報にDJブースが設置されていますが、その名の通り何も持っていないと何も聴こえません。

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まずは物販ブースで1000円を払い、専用レシーバーを入手。そこに持参したヘッドフォンやイヤホンを挿すと、DJのプレイが聴けるという仕組みです。

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レシーバーを持っている人だけで盛り上がる様子。一見不思議な光景ですが、その盛り上がりは“白鳥フロア”に勝るとも劣らないものでした。

そして終盤へ……

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日差しが落ちてきた歌舞伎町。spacetimeが古今東西のアニソンを響かせていよいよラストスパート。

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(撮影・水津拓海 @rhythmsift )

そして、18時40分からは『リアニ9』のアンセムを提供したトラックメーカーHiroshi Watanabeが登場。

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欧米でも高い評価を受けるHiroshi Watanabeのテクノに酔いしれるファン。「ファンを信じるしかないとしてプレイした。ここまで盛り上がってくれて感動した」と東京のど真ん中でのプレイを自身も楽しんだ様子でした。

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(撮影・水津拓海 @rhythmsift )

オーガナイザーの“ちへ”こと杉本真之さんは、珍しく感極まった様子を見せながら近隣の店舗や街の理解があって開催できたことを強調。こういったスタッフや集まった音楽ファンだけでなく周囲を巻き込む力があるのが『リアニ』の魅力といえるでしょう。『リアニ』が次にどんな展開を見せるのか、さらに楽しみになるイベントでした。

Re:animation | リアニメーション
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