弱いなら弱いままで。

いまの時代ならではの青春群像劇が面白くてしかたない。

2015/11/29 05:57 投稿

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 ども。11月も終わりですねー。

 今年も残すは12月のみとなるわけで、毎年のことながら早いなあと思います。

 ほんと、歳取ると一年が過ぎ去るのが速く感じますね。

 今年のベストとして挙げたい作品はいくつかあるのですが、気づくとどれも青春物語ばかりです。

 ぼくはもともと青春ものは大好きなのだけれど、今年はその方面に特に収穫が多かった気がします。

 具体的には『妹さえいればいい。』であったり、『心が叫びたがってるんだ。』や『バクマン。』だったりするのですが、それぞれ共通点があるように思えます。

 どうでもいいけれど、みんなタイトルのラストに「。」が付きますね。なんなんだろ、モーニング娘。リスペクトなのか?

 まあいいや、その共通点とは「集団である目標を目ざして努力していること」です。

 となると、『冴えない彼女の育てかた』あたりもここに含まれますね。

 『エロマンガ先生』や『妹さえいればいい。』の場合、各人は個別で頑張っているわけですが、「良い小説を書きたい」という志は共通しています。

 まあ、もちろん、集団で目標に向かうことは青春もののきわめてオーソドックスなパターンです。いま新しく生まれ出た物語類型というわけではありません。

 しかし、いまの時代の作品がいくらか新しいのは、集団に必ずしも「一致団結」を求めない点です。

 バラバラな個性の持ち主がバラバラなまま同じ夢を目ざす。そういう物語が散見されるように思います。

 それは、やはりある種の「仲良し空間」であるわけですが、目標がある以上、もはや単なる仲良し同士の集まりではありえません。

 そこにはどうしようもなく選別が伴うし、淘汰が発生する。実力による差別が介在してしまうのです。

 それを受け入れたうえで、それでもなお、高い目標を目ざすべきか? それとももっとゆるい友人関係で満足するべきなのか?

 その問いは、たとえば『響け! ユーフォニアム』あたりに端的に見られます。

 そして、何かしら目標を目ざすことを選んだなら、そこに「祭」が生まれます。

 ぼくたちの大好きな非日常時空間、「祭」。

 その最も象徴的なのは文化祭だと思いますが、文化祭はいつかは終わってしまう。

 それでは、終わらない祭を続けるためにはどうすればいいか?と考えたときに、お仕事ものに接続されるのだと思います。

 『SHIROBAKO』ですね。あれは最も都合のいいファンタジーに過ぎないという批判はあるかと思いますが、でも、その裏には救いのない現実が存在するという視点はあるでしょう。

 その上で、ファンタジーを描いている。終わりのない「祭」の夢を。

 それは創作の作法として十分に「あり」なのではないでしょうか?

 ちなみに、 

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