一番大事なのは、刑事的責任は加害者本人が最終的に負う、この一点を理解しているかどうかですよね。 そこから考えれば、加害者家族がどうかなんて一般論じゃ片付けられない問題だと分かるでしょうに。それは結局他人がとやかく言う問題でもなく、関わるならその人本人の倫理観でしかないわけだし、状況にもよる。 ただ加害者家族一般が、ただ加害者家族だけが、責め苦を負うべきというのなら、明らかに間違いだと言える。 なぜなら加害者というのを最終的に犯罪に向かわせたのは、その人の意思だが、それを生んだのは社会一般だから。 もし犯罪者の減少をマクロで願うなら、少なくともこういう結論になる。そして加害者家族を責めても、まして法制度もないまま私的にリンチをしても、その社会は新たな不幸を生むだけにしかならない。 これは現在の刑事司法にある個人の責任の原則に貫かれています。 なので正義感溢れる、積極的に加害者家族を潰すような真似をする人は現時点では、ただのリンチ肯定の犯罪者です。 もし本当に社会から犯罪者を減らしていきたいなら、司法官僚になるか政治家になって法制度、社会制度を変えていってください。 それが責任ある民主主義社会です。もしこれに異議があるときは、法社会学そのものをひっくり返すアイデアが必要になります。
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一番大事なのは、刑事的責任は加害者本人が最終的に負う、この一点を理解しているかどうかですよね。
そこから考えれば、加害者家族がどうかなんて一般論じゃ片付けられない問題だと分かるでしょうに。それは結局他人がとやかく言う問題でもなく、関わるならその人本人の倫理観でしかないわけだし、状況にもよる。
ただ加害者家族一般が、ただ加害者家族だけが、責め苦を負うべきというのなら、明らかに間違いだと言える。
なぜなら加害者というのを最終的に犯罪に向かわせたのは、その人の意思だが、それを生んだのは社会一般だから。
もし犯罪者の減少をマクロで願うなら、少なくともこういう結論になる。そして加害者家族を責めても、まして法制度もないまま私的にリンチをしても、その社会は新たな不幸を生むだけにしかならない。
これは現在の刑事司法にある個人の責任の原則に貫かれています。
なので正義感溢れる、積極的に加害者家族を潰すような真似をする人は現時点では、ただのリンチ肯定の犯罪者です。
もし本当に社会から犯罪者を減らしていきたいなら、司法官僚になるか政治家になって法制度、社会制度を変えていってください。
それが責任ある民主主義社会です。もしこれに異議があるときは、法社会学そのものをひっくり返すアイデアが必要になります。