私はこの本を読んでいませんので、海燕さんの記事や外部リンクのあらすじだけを頼りにコメントします。 この物語は、「極度の馬鹿が人並みの馬鹿に復帰する」話なのではないかと思います。 主人公は残り数十年の寿命を、数十万円で売ってしまいます。生を軽んじることを馬鹿だとするなら、主人公は最初の時点では大馬鹿です。 でも、最後には自分が助けた女の子が、自分と一緒になるために寿命を売ったことを喜んでいます。そして、残りの3日間がこれまでで最も価値があるとしています。 「他人になにかをしてあげたら、何か報いが欲しい」というのは、多くの人間が持っている感情です。以前の主人公ならば、「誰かに何かしてあげたい」とすら思わなかったのではないでしょうか。また、残りの人生に価値があるとも考えなかったでしょう。 こう考えると、主人公はマイナスからゼロにまで回復した、と言えるかもしれません。これが感動的で面白いかどうかは、実際に読んでいないので分かりませんが。
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私はこの本を読んでいませんので、海燕さんの記事や外部リンクのあらすじだけを頼りにコメントします。
この物語は、「極度の馬鹿が人並みの馬鹿に復帰する」話なのではないかと思います。
主人公は残り数十年の寿命を、数十万円で売ってしまいます。生を軽んじることを馬鹿だとするなら、主人公は最初の時点では大馬鹿です。
でも、最後には自分が助けた女の子が、自分と一緒になるために寿命を売ったことを喜んでいます。そして、残りの3日間がこれまでで最も価値があるとしています。
「他人になにかをしてあげたら、何か報いが欲しい」というのは、多くの人間が持っている感情です。以前の主人公ならば、「誰かに何かしてあげたい」とすら思わなかったのではないでしょうか。また、残りの人生に価値があるとも考えなかったでしょう。
こう考えると、主人公はマイナスからゼロにまで回復した、と言えるかもしれません。これが感動的で面白いかどうかは、実際に読んでいないので分かりませんが。