弱いなら弱いままで。

ポップでキュートなアトモスフィア。『ローリング☆ガールズ』が楽しい!

2015/03/03 05:11 投稿

  • タグ:
  • レビュー
  • アニメ
  • ローリング☆ガールズ
  • ユリ熊嵐
  • 少年ハリウッド
  • コメディ
  • だるだる
  • 双葉杏
  • ブルーハーツ
  • 栗本薫
1bb00aaf45e52054d061d97a123ec8f75a84011f

 ども。最近、わりとアクティヴな海燕です。本も読んでいるし、映画も見ているし、ゲームもやっている。すべて、一般的な社会人にとっては「遊び」でしかないわけですが、ぼくにとっては「仕事」。どうも遊びでメシを食っているようで申し訳ない限りですね。

 しかし、そうはいっても読書や映画にはお金がかかるわけで、今月はテレビアニメを集中的に見ようと決心しました。手初めに敷居さん(@sikii_j)が取り上げていた『ローリング☆ガールズ』を見てみることに。

 タイトル以外一切情報を仕入れていないのでどういう作品なのかさっぱり。とりあえず初回から見てみるか。――えーと、何だこれ(笑)。ちゃんと初めから見ても何が何なのかよくわからん。

 何かの事情で全国の都道府県とか市町村が独立していて、その主権の代理人として「猛者(もさ)」と呼ばれる者たちがバトルを繰り広げている世界、というのはわかる。

 しかし、そのアリスソフトみたいな設定から何が飛び出てくるかといえば、何なのだろう、この気の抜けた世界は。キャラクターデザインから何からポップかつキッチュでとてもぼく好みなのだけれど、初回を見ただけではまだ評価できないかな。

 このだるだるなアトモスフィアを楽しむ作品なのでしょうか。音楽はすべてブルーハーツのカバーらしいけれど、歌っているのが女の子なのでキュートなガールズバンドの曲にきこえます。

 設定だけ取るとニール・スティーヴンソンの『スノウ・クラッシュ』みたいだけれど、どこまでもポップでキュートな路線で行くつもりなのかも。

 このあとのストーリーは特に気になりませんが、双葉杏リスペクト民としてこの種のだるだるな空気は嫌いじゃないので、継続して視聴したいところ。

 ヒロインの女の子たちも可愛く描けているし、こだわりがあるのかないのかよくわからないあたりもGood。録画はしていおいたものの全然見る気がなかった作品なんだけれど、かなり楽しめる予感がします。やっぱり見てみないとわからないものですね。

 何だろうな、よくわからないという意味では『ユリ熊嵐』もそうなのだけれど、あちらはジョークみたいな設定にもかかわらず、中身はほんとうにシリアス。一方、こちらはどう転んでもそこまでシリアスにはならないと思われ、気楽に見られます。

 やっぱり寝ころんで楽しむのに適しているかと。幾度めかのダイエット中なので禁断のポテトチップスには手を出さないものの、本来はジャンクフードでもぱくつきながら楽しむのが似合うような作品ですね。

 こういうお気楽系が一本あるといいよな。って、最近はむしろそういう作品のほうがマジョリティかもしれないけれど。ただ、ぼくはやっぱりどこまでもマジメなひとなので、本質的にはマジメな話が好きなんですよね。

 この場合のマジメとは「思考の硬直」とニアな表現なんだけれど、ようするに融通が効かないということです。気楽な話もそれはそれでいいのだけれど、やっぱりほんとうはどシリアスな話を見たいと思っているのです。いや――この表現だと誤解を招くな。そういうことではない。

(ここまで1274文字/ここから1095文字) 

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

アラフォーオタクハゲの陰キャでも配信したい!

アラフォーオタクハゲの陰キャでも配信したい!

月額
¥330  (税込)
このチャンネルの詳細