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 三浦建太郎『ギガントマキア』を読みました。『ベルセルク』の作者の24年ぶり(!)の新作ということで、話題になった漫画ですね。

 つまりまあ、『ベルセルク』の連載を始めてから初めての新作ということになるわけですが、ここに来ていよいよ冴えわたる圧倒的画力で読ませてくれます。

 題材は「超未来+プロレス+美少女」と、ある意味で非常にわかりやすい。三浦さんの趣味をとことんまで詰め込んだ一作といえるでしょう。

 一億年に一度の大災厄によって文明が滅亡した超未来の世界を舞台に、巨漢の主人公がなぜか残っている(なぜだろう?)プロレス技を駆使しながら決死の戦いをくりひろげる物語。ロボットもあるよ!みたいな。

 まあ、『ベルセルク』はまだ終わっていないというか、本番はまだこれからと思えるわけですが(ガクブル)、ここでちょっとひと休み、というところなのでしょう。先はまだ長いんだろうなあ、『ベルセルク』。