弱いなら弱いままで。

電子書籍は「脱書籍化」へ向かう。

2014/07/23 03:05 投稿

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 「Amazon、月額$9.99で読み放題サービスを提供するKindle Unlimitedを正式スタート」(http://jp.techcrunch.com/2014/07/19/20140718)ということで、数日前から噂されていたAmazonの新サービス「Kindle Unlimited」がスタートしたようです。

 いまのところ、アメリカでのサービスとなっていますが、いずれは(数年後? 数カ月後?)、日本でも開始することでしょう。

 10ドル弱で60万冊の「本」が読めるという破壊的としかいいようがないサービスで、いままでの出版常識を揺るがすことは間違いありません。

 しかし、先行している音楽業界の流れを見ていると、当然出て来るサービスではあるのでしょう。むしろ今後はこの手の「読み放題」型サービスが主流になって行くのではないでしょうか? Amazonがいつまでも覇権を握りつづけるかどうかはわかりませんが……。

 これに関連して、イケダハヤトさんが「電子書籍の未来」について色々書いています(http://www.ikedahayato.com/20140722/10027595.html)。

今の電子書籍って、デジタルとはいっても、ウェブ上でシェアしにくかったり、デザイン性が悪かったり、広告を入れられなかったり、追加課金が難しかったり、まだまだ「書籍感」が強いんですよね。

近い将来、テキスト系の電子書籍は「有料&比較的長文(1万?3万字程度)のブログ記事」に変化していくでしょう。デザインの自由度は高くなり、コンテンツもリッチになり、ソーシャル共有も容易になります。「購読」という概念が登場し、著者と読者の関係も強くなります。著者?読者に留まらず、読者同士のソーシャルグラフも情報流通に影響を与えるようになるでしょう。

現在のプラットフォームでいえば、「note」が直近の未来を先取りしていると思います。noteは、

・PCでもスマホでも閲覧できる
・無料配信、有料配信の両方に対応
・著者/読者をフォローできる
なんて機能が実装されています。恐らくKindleもこういう側面を強くしていくと思われます。

 ほぼ全面的に賛成ですね。いまの電子書籍はあまりに前時代的なアイディアに思えてなりません。

 べつにAmazonのスタッフがいまでも「書籍」というイメージに縛られているわけじゃないんだろうけれど、結果としていかにも使いづらいシロモノに留まっている。

 このソーシャルメディア時代において、 

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