いつも楽しく拝読しております。近頃まとめ読みになっているので少し前への記事へレスしますが、ご容赦を。 この、『ポジティヴな絶望』という言葉には非常に共感するものがあります。 僕の大好きな小説である上遠野浩平先生の『ビートのディシプリン』にも似たような部分があります。 『できることと、できないこと――そのできることの中で、さらにできることと、できないことを知っている――知るのを途中で放棄しなかった、その底無しのような追求と研鑽(ディシプリン)の先にあるのが“これ”だった。 自分を知る――たったそれだけのこと。』 主人公ピート・ビートは能力者モノにありがちな未知の能力とか、覚醒や成長の余地であるとかをほとんど一切もたず、自分の能力の使い方であるとか、戦い方であるとか、それのみで強敵と渡り合います。 このあたり黒子と非常に通ずる部分があると思います。 そしてこれこそが、現代を生き抜くヒントではないかと僕は思っています。 自分の身の丈や器、才能を思い知っても諦めることなく、なお戦い方を見つけていく、これこそが重要なのではないかと。 与えられた条件で何をするのか、どうしたいか、なんでしょうね。結局。 最後に、麻雀漫画『天』より。 『きちんと背負ってこそ前にいけるのだっ……!前へ…前へ… 不遇のまま敗れることもある… それはあるんだ… そのこと自体は否定しない…! 敗れもあるっ…! いいとこ一つなく立ち枯れ、朽ちることもある……! しかし…、それを重々分かった上で、やはり捨てないのだ… 不遇を…、現実を…! 離さないっ…! 貧しさ……、どうにもならない容姿…、才能… しかし… それが自分なら……、自分自身というものなら…… しゃあないやろっ…! そこからいけって……! 逃げるなっ…! 夢想に…!』 乱文失礼いたしました。
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いつも楽しく拝読しております。近頃まとめ読みになっているので少し前への記事へレスしますが、ご容赦を。
この、『ポジティヴな絶望』という言葉には非常に共感するものがあります。
僕の大好きな小説である上遠野浩平先生の『ビートのディシプリン』にも似たような部分があります。
『できることと、できないこと――そのできることの中で、さらにできることと、できないことを知っている――知るのを途中で放棄しなかった、その底無しのような追求と研鑽(ディシプリン)の先にあるのが“これ”だった。
自分を知る――たったそれだけのこと。』
主人公ピート・ビートは能力者モノにありがちな未知の能力とか、覚醒や成長の余地であるとかをほとんど一切もたず、自分の能力の使い方であるとか、戦い方であるとか、それのみで強敵と渡り合います。
このあたり黒子と非常に通ずる部分があると思います。
そしてこれこそが、現代を生き抜くヒントではないかと僕は思っています。
自分の身の丈や器、才能を思い知っても諦めることなく、なお戦い方を見つけていく、これこそが重要なのではないかと。
与えられた条件で何をするのか、どうしたいか、なんでしょうね。結局。
最後に、麻雀漫画『天』より。
『きちんと背負ってこそ前にいけるのだっ……!前へ…前へ…
不遇のまま敗れることもある… それはあるんだ…
そのこと自体は否定しない…! 敗れもあるっ…!
いいとこ一つなく立ち枯れ、朽ちることもある……!
しかし…、それを重々分かった上で、やはり捨てないのだ…
不遇を…、現実を…!
離さないっ…!
貧しさ……、どうにもならない容姿…、才能…
しかし…
それが自分なら……、自分自身というものなら……
しゃあないやろっ…! そこからいけって……!
逃げるなっ…! 夢想に…!』
乱文失礼いたしました。