あなたの才能のなさは才能である。凡庸を突き詰めて天才へ至る道。(2202文字)
【早朝更新】
さて、そういうわけで、きょうから午前7時しばりの更新を心がけてみたいと思います。
いやまあ、べつに午前6時ごろに起きて眠い目をこすりながら文章を書くわけではなく、前日に書いた文章をこの時刻にアップロードするだけだから、何の苦労もないんですけれどね。
眠いなか必死に書いています、と云ったほうが好感度は高いでしょうか。
ともかく、午後7時更新しばりの1本目の記事は、「常識」の話です。小飼弾さんの↓の記事を読んで感心したことが契機になっています。
まあひとのブロマガの記事の内容をかいつまんで説明することもはばかられるのでくわしく書くことはやめておきますが、「創作においては常識が大切だ」ということが書かれています。
これはまったく膝を打つ意見で、ぼくがまともな小説を書けないのは、世間知らずで常識がないからという一面もあると思う(それ以前に才能も適性もないんだけれど)。
多くのひとは「才能」というと、「ひととは違うところ」を考えます。余人には想像もつかないようなアイディアを、ひょいと頭から取り出してのけるような並外れた独創性、それが才能だ、と。
たしかにそれも才能であることは間違いありません。しかし、そういうオリジナリティの高さだけが「ギフテッド」なのかというと、決してそんなことはない。
あたりまえの常識人である、ということも十分に才能なのです。
【ひととつながれる能力】
ぼくが好きな村山由佳の小説『すべての雲は銀の…』で、フラワーデザインの仕事をめざす女の子が、自分の才能のなさについて長く場面があります。
しかし、
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コメント
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似たようなことは漠然と考えてましたが、それを「常識」と表現したのが新鮮でした。