ご存知かと思いますが、このブロマガは月額315円で全文を読めるシステムになっています。少額ではありますが、お金をもらっているわけで、プロフェッショナルとしての自覚を持って書くことが重要だと考えています。
とはいえ、なかには読者の需要を無視して自分の思考をまとめるために書く記事もある。この記事がまさにそうです。あまりおもしろくないかもしれないので、興味がある方以外はスルーしてください。そもそもすべての記事を読まなければならないようなブロマガでは全然ないんですけれどね。
さて、この記事はブロマガとほかのサイトを組み合わせることによってマネタイズすることができないか、という話です。具体的には「小説家になろう!」という小説投稿サイトと組み合わせることを考えています。
「なろう」に小説を投稿して、読者を集め、ブロマガで外伝や番外編、別視点の作品、設定資料などを発表することによって、マネタイズを成しとげる。こういうことはできるんじゃないか。
ブロマガのシステムは小説や漫画の連載にも使えなくはないと思います(いまでも『家畜人ヤプー』とか小説の連載をやっているのかな?)。週一、あるいは二週間に一度程度のペースでまとまった量の小説が送られてくるシステムなら、十分ビジネスとして成立すると思うんですよ。
こういうことを書くのは、「なろう」に掲載されている作品が次々と紙の本として出版されていく光景に違和を感じているからです。一般的にいえばネット小説が続々と紙の本として刊行されることは喜ぶべきことなんだろうけれど、ぼくにはどうもそうは思えない。
というのも、紙媒体の刊行と同時にネットで読めなくなる小説も多いし、そもそもネットから紙への移行は一種の「退化」であるように思えるからです。ここらへんは敷居さん(@sikii_j)とよく話をするんだけれど、ネットでいつでもどこでも無料で読める小説を紙でしか読めないものにすることが「進化」だとはどうしても思えない。
もちろん、いまのところはそういう方法でしかマネタイズできないのだから仕方ないのかもしれないけれど、そういうやり方がいつまでも続くわけじゃない。というか、続けるべきじゃないと思う。
ネットで宣伝して、ネットで集金する、そういうシステムのほうが優れているんじゃないか。そこで、ブロマガです。
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コメント
小説の場合ダイレクトに読者の声が著者に届いた方がよいタイプの作家さんとそうでない作家さんがいて、後者の場合、編集者をたてた方がよいです。メルマガで小説を試みてダイレクトに読者の感想をもらって潰れてしまった人もみてきましたので、そこは工夫が必要な点だと思います。
>>2
2chで叩かれてもスルーできる胆力が必要ですよね。ひろ○きさんみたいに。こういう試みは、多くの成功例が必要だと思うので期待しています。後、ぱっと思いついたアイディア。キャッチーな記事を厳選し、広告載せて無料で公開。
インターネットの地縁で物語を作るなら、プラットホームにするべきメディアは限られてくると思う。
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(ID:1393826)
「紙媒体の刊行と同時にネットで読めなくなる小説も多いし、そもそもネットから紙への移行は一種の「退化」であるように思えるからです。」
紙の利点ってほとんどおもいつかないですね。
「本屋で売れる」ぐらいで。