核家族の崩壊により親からの愛情を受けられなくなった子供は、仲間との繋がりで擬似家族を手に入れようとする。これと『ワンピース』や『けいおん』や『俺妹』を結びつけるのはこじつけだと思う。どれも求めているのは対等な仲間であって親子なんて上下関係は求めていない。仲間や家族といった他者との繋がりに価値を見出している作品なら昔から『キン肉マン』に『妖怪人間ベム』とあるし特に現代的なテーマとも思えない。 そもそも核家族の崩壊が子供を闇属性にするという前提が正しいのか怪しい。ここでの核家族の崩壊は夫婦共働きになることなんかを意味してるのだろうけれど、そうしたところの子供が家族に愛されない理由が説明されていないので説得力に欠ける。両親が子供と接する時間が減れば愛さないかといえば違うだろうし、大家族は人数が多いので一人当たりにかける愛情は減るともいえる。 ちょっと見方を変えれば男らしく女らしくと価値観を押し付けられ父親が家庭内で威張り暴力を振るい世間体を気にする昔の日本的家庭の方が、両親からの愛情を独占する一人っ子が増えていたり個性が認められる現代家庭に比べて闇属性の人間が増える気がする。
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核家族の崩壊により親からの愛情を受けられなくなった子供は、仲間との繋がりで擬似家族を手に入れようとする。これと『ワンピース』や『けいおん』や『俺妹』を結びつけるのはこじつけだと思う。どれも求めているのは対等な仲間であって親子なんて上下関係は求めていない。仲間や家族といった他者との繋がりに価値を見出している作品なら昔から『キン肉マン』に『妖怪人間ベム』とあるし特に現代的なテーマとも思えない。
そもそも核家族の崩壊が子供を闇属性にするという前提が正しいのか怪しい。ここでの核家族の崩壊は夫婦共働きになることなんかを意味してるのだろうけれど、そうしたところの子供が家族に愛されない理由が説明されていないので説得力に欠ける。両親が子供と接する時間が減れば愛さないかといえば違うだろうし、大家族は人数が多いので一人当たりにかける愛情は減るともいえる。
ちょっと見方を変えれば男らしく女らしくと価値観を押し付けられ父親が家庭内で威張り暴力を振るい世間体を気にする昔の日本的家庭の方が、両親からの愛情を独占する一人っ子が増えていたり個性が認められる現代家庭に比べて闇属性の人間が増える気がする。