さわ のコメント

2000年頃に書かれた文章ですか?
家族の崩壊はわりと前から言われており、2001年メフィスト賞を受賞してデビューした佐藤友哉などは
モロに家族に関する小説を書いてるし、園子温は昔から家族崩壊に関する映画をつくってる。
自殺サークルの小説なんて、作品内で赤の他人たちが家族ごっこを自覚的に演じている。
家族関係を絡めた批評なども群像などの文芸誌で何度も読んだことあるし、今更同じ事を言われても、心に響かない。
そもそも、90年代中頃には失楽園があり、不倫で幸せな家族幻想なんてものは壊れている。

また、宗教に関連付けて「ジェネレーターが回る」ことの危険性を言っている人がいるが俺もそう思う。
例えば、去年、ソードアート・オンラインというアニメがあった。
熱狂的なファン(信者)は少しでも作品に疑問を呈すと、原作を読め。理解できないのはバカ。
と様々なブログで罵詈雑言を並べ立て、意に沿わぬことがあれば攻撃的になっていた。
ジェネレーターが回り続けると、そのような不幸な人が大量生産されるのではないか?
好きな事だけをやり、他人の意見には耳を傾けない。
自分の都合の良いことしか信じない新興宗教の信者ができるのではないか?
他者の視点がない。間違った道を歩んでも修正できない。
そのような危険な人間ばかりになるのではないか?

ラノベやアニメの世界の日常のように、自分を肯定してくれ、
自分を否定する人間を排除して過ごせるなら、ジェネレーターの考え方もわからなくない。
しかし、現実は他人がいる。一人では生きられない。嫌なこと、避けられないこともある。
しかも、ラノベなどで人との絆に憧れても、現実はラノベのように都合の良い展開はないのだから、より大きな絶望を得るのではないのか?


というか、全体的に言ってることが古い。古すぎる。
エヴァの旧劇場版で、好きな事をやり続けていられない。という強いメッセージがあったのに、
好きな事だけやり続ければればいい。という結論はトンデモなく考えが逆戻りしているようにみえる。
記事を読みたいと思い、ブロマガに登録しようか迷ってたけど、この程度なら登録しなくて良かったと思ってしまうレベルの記事。

No.123 142ヶ月前

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