「手段の自己目的化」、あるいは「幸せの青い鳥」。 青い鳥を探す旅を、旅そのものとして肯定すること。 本来手段に過ぎないものを、目的にすり替えて内面化する方法は、 倫理学で繰り返し語られてきたテーマです。 神を信じる人の多くは、 神を信じた理由を忘れてしまうといわれます。 また、神や天使と契約した人ばかりではなく、 まったく、契約などしていない人間にも、 神や悪魔、善や悪、信者と不心得者、光と闇といった概念を 植え付けることが出来ます。 ゆえに、こうした『世界観』は案外強力です。 何せ、契約そのものを忘れるためには、 契約書にサインする必要があるわけですからwww 今の時代、こうした世界観や概念は、スターウォーズでもクンフーでも、 社会的に不都合が生じることは無いでしょう。 逆に、こうした契約を相対化できる視点を持ったことを、 近代人の悲劇と呼ぶ人もいるでしょう。 ただ、『これ』が問題となって、問題とされている限りは、 まだまだこの世界は平和なんだろうな・・と、今日は少し安心しました。
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「手段の自己目的化」、あるいは「幸せの青い鳥」。
青い鳥を探す旅を、旅そのものとして肯定すること。
本来手段に過ぎないものを、目的にすり替えて内面化する方法は、
倫理学で繰り返し語られてきたテーマです。
神を信じる人の多くは、
神を信じた理由を忘れてしまうといわれます。
また、神や天使と契約した人ばかりではなく、
まったく、契約などしていない人間にも、
神や悪魔、善や悪、信者と不心得者、光と闇といった概念を
植え付けることが出来ます。
ゆえに、こうした『世界観』は案外強力です。
何せ、契約そのものを忘れるためには、
契約書にサインする必要があるわけですからwww
今の時代、こうした世界観や概念は、スターウォーズでもクンフーでも、
社会的に不都合が生じることは無いでしょう。
逆に、こうした契約を相対化できる視点を持ったことを、
近代人の悲劇と呼ぶ人もいるでしょう。
ただ、『これ』が問題となって、問題とされている限りは、
まだまだこの世界は平和なんだろうな・・と、今日は少し安心しました。