「サークル・アズキアライアカデミア」の電子書籍シリーズ「アズキアライアカデミアブックス」の第一弾として『「小説家になろう」の風景【新装版】 未利用者でも理解できる! 日本最大の小説投稿サイトの野蛮な魅力』が出ました。
電子書籍シリーズを始めたよ。もし良ければ買ってくださいのお願い。
「サークル・アズキアライアカデミア」の電子書籍シリーズ「アズキアライアカデミアブックス」の第一弾として『「小説家になろう」の風景【新装版】 未利用者でも理解できる! 日本最大の小説投稿サイトの野蛮な魅力』が出ました。
われらアズキアライアカデミアによる電子書籍出版の第一弾ということになるわけですけれど、まだ色々なことが未定で、たとえば出版社部分の名義は「アズキアライアカデミアパブリッシング」とか何かに変えるかもしれません。その点はご了承ください。
ちなみに内容的には「旧装版」とは表紙が違っているだけで、ほかは何も変わっていません。せいぜいあきらかな誤字脱字を直したくらいです。さすがに申し訳ないので、もう一章か二章くらい、加筆修正をしたいなあと考えています。
いまはちょっと試験勉強で忙しいので、もうしばらくしたらきっと書くぞ。
本の中身は、「なろう」の研究というか、分析ですね。「なろう」についての論考はたくさん出ていますが、クリティカルに本質を捉えたものはなかなかない気がします。
この本がそうだ!というつもりはさらさらありませんが、まあ、がんばって書いたものなので読んでいただけたらありがたいと思います。
「旧装版」の出版からまだ一年も経っていないにもかかわらず、すでに情報が古くなっているところもありますが、それは加筆でどうにかフォローしたいところです。アニメ版『無職転生』の話題とかね。
それにしても、自分が書いたものがAmazonに並ぶのはなかなか良い気分ですね。いや、いままでもたくさん電子書籍を出しては来ているのですが、過去の本はすべて自分で装丁を描いているので、いずれもどうしようもなくしろうとくさい表紙で、あまり本を出したという気になれなかったのですね。
それと比べ今回はそこをプロに頼んでいるので、さすがに完成度が高く、「ふふーん」と鼻歌のひとつも歌いたい気持ちになります。歌わないけど。やっぱり何でもケチらずプロに頼むべきところは頼んでみるものだ。
ちなみに第一弾ということは当然ながら第二弾以降もあるわけで、色々と企画を練っているところです。アズキアライアカデミアの本となると著者はぼくだけではないわけで、まあ、色々なものを出したい気持ちはあります。
じっさいにどこまで実現するかはまだわかりませんが、少なくとも一冊出してそこで終わりということにはならないはず。今回は古い本の「新装版」に過ぎませんが、新刊のことも考えています。ちょっとまだ企画がまとまり切っていないのですが……。
もうタイトルを出してしまいましょうか。『シュミ充になる! 灰色の日常をカラフルに色取る新時代オタクライフスタイル・マニュアル』というのです。
「マインドフルネス」とか「フロー理論」とか「ゲーミフィケーション」とか「ロゴセラピー」とか「ナラティヴ・アプローチ」とか「弱者男性論」などというテーマを扱いたいなあとぼんやり考えているところです。
つまりまあ、趣味を究めて幸せに暮らそう!という趣旨の本ですね。フィクション作品からは『弱キャラ友崎くん』、『その着せ替え人形は恋をする』、それから来月あたりメディアワークスから出る『オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど!』などを取り上げるつもりです。いや、何もかも未定なんですけれどね……。
ブログの過去ログも膨大なものがあるので、それらも少しずつ本として整理していけたら良いなあと漠然と考えています。1冊12万文字の980円くらいで出そうかなあ、とか考える。
ちゃんとした表紙で出せば少しは売れるんじゃないかな。売れるといいな。まあ、売れなくても電子書籍だからリスクはないんだけれど。
などと弱気のことを思ってしまうのですが、アズキアライアカデミアから出した同人誌は相当の冊数が売れているので、ぼくの本だってちゃんと宣伝すればそこそこ売れてもおかしくないと思うんですよね。
1巻につき300冊くらい売れてくれると、それだけでぼくの生活はだいぶラクになるんだけれど、さすがに無理な話かなあ。うーむ。最初から本にするつもりでブログで連載企画をやるというのもありですね。夢は広がる。この際、キビシイ現実は見ないことにしておきましょう。
ちなみに、上記の『オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど!』は傑作なので、オススメです。ペトロニウスさんから教わったのだったかな?
「カクヨム」で連載していた作品なのだけれど、ぼくは何となく読み始めたら嵌まってしまって最後まで読み終えました。非常に面白かったです。オタク自己言及系の作品としては、『その着せ替え人形は恋をする』と並んで最先端の一作ですね。
というか、ここまで来るともうオタクという概念はあまり意味を為さないところがありますよね。どう見たって超絶リア充なわけで。かつてのオタク暗黒時代を知っている人間としてはもう涙なしでは読めません。ぼくたちは、幸せになったんだ。
というあたりで、今日はトートツに終わります。あしたは試験なのです。でわでわ。
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