理性的であろうとする姿勢を「冷笑系」と捉える被害意識はどこから来るのか?
Twitterでの我孫子武丸さんと小川一水さんのやり取りが面白かった。
具体的な内容はリンク先を読んでほしいのだけれど、福島県の小児甲状腺がん検査をやめるべきかどうか、という話。
我孫子さんは、じっさいにどの程度の意味があるのかはともかく、検査を受ける側の「安心」の問題があるのだから「検査をやめろ」という意見は暴論だと主張している。
それに対して、小川さんは検査はやめてもいいのではないか、と語っている。どちらの側の主張にもそれなりに理があり、紋切り型の表現になるが考えさせられる。
つまり、小児がんに関する「根拠のない不安」をどう鎮めるのか、という話であるわけだ。小川さんが語っているように、純粋に科学的に考えれば検査を続ける意味はない。
ただ、そうはいっても理性的
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