愛と差別は区別し切れない。
千葉雅也、二村ヒトシ、柴田英里さんによる鼎談集『欲望会議』を読んでいます。「「超」ポリコレ宣言」というサブタイトルをもつ本で、非常に面白いです。
テーマは、性的な欲望とポリティカル・コレクトネス。はたしてポリコレなる概念はどこまで適応されるべきで、どこから批判されるべきなのか、三人のあいだで縦横に議論が展開します。
具体的な感想は読み終えてからあらためて記しますが、いま最もフレッシュなテーマだと思うので、お奨めの一冊です。やっぱり「ポリコレ」概念は批判的に検討される余地があるよねー。
これは、いまTwitterやFacebookを観察している人はわりとみんな思っていることなのではないかと愚考しますが。いや、それはちょっと主語が大きいかな。
でも、リベラルな「ポリコレ」思想を掲げているはずの人たちが、非常に保守的な「正義」を振りまわしているところはネットを見ているとあまりにもひんぱ
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