これまで書いてきた人たちも言ってる意見だけど、 「理解されなくても民衆のために活動するヒーローと、リアリティある救うに値しない民衆」 の構図は初代「009」の時には新しく提示された概念だったけど 今ではもう後に続いた作家が答えを出しちゃってる問題だと思うんだよね。 記事でも触れられているように「まおゆう」では民衆が自分達自身も勇者になることの意義を自覚して自ら立ち上がることになる。 この答えに作家がたどり着いて作品を書き、現実でも東日本大震災では募金もボランティアも過去最高に集まった。 つまり初代「009」では存在するかわからない、という概念だった「民衆の中の救う価値のある善人、弱くても出来る範囲で立ち上がれる勇者」というビジョンと実在が示されたわけだ。 いまでも易きに流れる形で悪に走る人間の方が多数かも知れないし、方法論での対立からくる「正義対正義」の構図はあるだろうが、作品作りの壁としてはもう解決した問題だと思う。 もちろんこの作品は「009」なのだから、当時と同じ苦悩を抱いた島村ジョーという主人公の物語でいいんだけどさ。
チャンネルに入会
フォロー
アラフォーオタクハゲの陰キャでも配信したい!
(ID:18979408)
これまで書いてきた人たちも言ってる意見だけど、
「理解されなくても民衆のために活動するヒーローと、リアリティある救うに値しない民衆」
の構図は初代「009」の時には新しく提示された概念だったけど
今ではもう後に続いた作家が答えを出しちゃってる問題だと思うんだよね。
記事でも触れられているように「まおゆう」では民衆が自分達自身も勇者になることの意義を自覚して自ら立ち上がることになる。
この答えに作家がたどり着いて作品を書き、現実でも東日本大震災では募金もボランティアも過去最高に集まった。
つまり初代「009」では存在するかわからない、という概念だった「民衆の中の救う価値のある善人、弱くても出来る範囲で立ち上がれる勇者」というビジョンと実在が示されたわけだ。
いまでも易きに流れる形で悪に走る人間の方が多数かも知れないし、方法論での対立からくる「正義対正義」の構図はあるだろうが、作品作りの壁としてはもう解決した問題だと思う。
もちろんこの作品は「009」なのだから、当時と同じ苦悩を抱いた島村ジョーという主人公の物語でいいんだけどさ。