ちょっと仕事の関係でオタク関連の資料を再読しているのですが、そのなかに大泉実成『オタクとは何か?』があります。
この人は『エヴァ』が流行ったとき(もう20年くらい前)、名著『パラノ・エヴァンゲリオン』及び『スキゾ・エヴァンゲリオン』を作った人ですね。
で、本編もなかなか面白いのだけれど、注目するべきは巻末の伊藤剛、竹熊健太郎との対談。
ちょこちょこ岡田斗司夫さんのことがネタになっていて、なかなか興味深い。まあ、みんな、岡田さんに関しては思うところがあるんだよね。
ぼくはずっとある種の教師として、そして反面教師として岡田さんを初めとするオタク第一世代の行動を追いかけているのですが、ずっと見ているといろいろなことがわかるようになり、思うところがあります。
いまとなっては岡田さんを擁護する人も少ないでしょうが、ぼくとしてはただ「なんてひどい奴だ」と非難して悦に入るのではなく(それはい
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