以下、「家族2.0」の記事へのAlfred-Laimyさんのコメントです。

 海燕さん

 「家族2.0」について読ませて頂きました。思うところがあって色々と書いていたら結構長くなってしまいましたが、お言葉に甘えてコメント欄に投稿いたします。

 僕にもその思いには覚えがあります。新幹線を使えば2時間30分で帰れるとはいえ、郷里から遠く600kmも離れた関東の地で一人暮らしをする自分には、海燕さんの主張は痛いほどよく解ります。
 でも、いや、だからこそ、「家族2.0」という関係は決定的なところで“弱い”。そこには苦しみや悲しみといった、人間の弱さの共有が、根の深いところで欠けています。いや、それは「家族2.0」が“意図的に避けたもの”とさえお見受けします。
 仰る通り「近代家族」は血でつながれた、断ち切り難い関係です。庶民から芸術家に王族まで、古今東西この「家族」というものに如何程の人間が