主人公の動機を考える。
さて、小説構築の続きです。自分が作ったアウトラインを数日経って読み返してみたのですが、いまひとつ面白そうではないですね……。
いままで考えたアイディアと比べるとまったく使い物にならないというほどではないので、つまり、どこかに欠陥を抱えているということだと思います。
この場合の欠陥とは、いくつもありそうですがひとつには「葛藤」が弱いということではないでしょうか。どの本を読んでも「物語には葛藤が必要である」と書かれています。
それはそうだろうとぼくも思います。ぼくが過去に読んだ面白い作品はいずれも主人公の葛藤をつよく打ち出したものでした。
何の本で読んだのか忘れてしまいましたが、魅力的なキャラクターとは「パラドックス」を抱えているものであるという話があります。つまり、一身に何らかの「矛盾」を体現していて、その矛盾にひき裂かれながら前進していく、それが魅力的なキャラクターなのである、と
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2016/11/16(水) 04:17 星を見る少女と廃墟に立つ少年。『この世界の片隅に』と『風立ちぬ』に「世界」を見る。
コメント
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前の記事での質問に答えていただいて、ありがとうございます。今回の記事で改めて提示された主人公の動機は、とてもいいと思います。
主人公の能力ですが、バランスが難しいですね。でも、幻を見せる能力というのは、やりようによっては人を殺せます。主人公の葛藤には利用できそうですね。