メタ的な視点で言うとヤンのスタンスはギャルゲーの主人公的に見える。

恋愛シュミレーションというのはイベントに備えて主人公のステータスを上昇させることが基本作業になるが逆に言えばステータスさえ高値であれば勝手にイベントが起きてひたすら受動的に女の子との逢瀬を楽しめるわけで。
象徴的なのは多くのギャルゲーではエンディングが女の子から告白「される」という構造になっているということ。
「ときメモ」の最大の罪は自身のステータスさえ高めれば恋愛は自然に成就するっつー勘違いをオタクに広めちゃったことだと思う。

ヤンも結局は提示された三択で最良を選べば受動的に自分の望むものが手に入ると思ってたんじゃないか。
ま、ヤンはフレデリカに自分で告白してたから恋愛に関して言えばマシだと思うけど。