>>19
「みんながみんなハッピーに終わる」か・・・。
みんながひとつになればハッピーとか、みんな死ねばハッピー、だとかもハッピーエンドになるのかね？
かつてそれを本当にやろうとしたあの真理教、そしてその影響を大きく受けた名作「エヴァンゲリオン」。
その真理教の幹部とトップ、それからエヴァの人類補完委員会と旧劇場盤までのネルフの大人たちはまさに
「脳みそ花畑の偽善者で現実を直視できない思考停止のバカ」で「条理をねじ曲げ、黒を白と言い張るようなこと」
をやろうとしたのだからねぇ･･･。そんなことがハッピーエンドな訳がない。
今回のまどかマギカのバックボーンにあるのは原発問題。原発も「大勢がハッピーになる、でもそのために少数が犠牲になる」代物だ。
現に福島の一部の自治体と住民が犠牲になっている。
この世に「絶対」ということは「光」以外では存在しない。
アインシュタインはその事を「相対性理論」の構想中で悟り、そしてその論文を発表したんだ。
「みんながハッピーエンド」、「原発神話」。
そんな「絶対」なぞ存在しない。だが、できるだけ大勢がハッピーになるためにどれだけ犠牲を減らす考慮をしていくか。
それを投げかけるアニメだと思うよ。