記事執筆の力配分。
このところ、暇に飽かせてまじめに更新しているせいか、過去1週間の退会者が0になりました。
その一方で入会者は一定数を記録しているので、少しずつではありますが会員は増えていることになります。
やっぱりまじめに更新すると違うんだなーと、何度目かわからない悟りを得たしだいです。
ぼくの場合、「まじめに更新する」とは、持っている力の70%から80%くらいを出すということを意味します。
100%じゃないのかよ、といわれるかもしれませんが、100%を出すと疲れ切ってしまって続けて更新することができないのですね。
この場合の100%とは、万全なコンセプトでもって記事を構想し、完全な集中力で執筆し、何回も何回も執拗に読み返して文章を推敲するということを意味します。
そんなこと、普段からやっていられません。
もしいつも100%の力を出していたら、1日に1本記事を書くのもむずかしいでしょう。
だから、70%とか80%に力をセーブして書くわけです。
これはべつに「おれはまだ本気出していないだけ」というわけではありません。
100%出した記事とそうでない記事の違いは、おそらくそれほど大きくないのです。
ただきわめて細かいところで精度が上がるだけ。
文章フェチの人以外は気づかないかもしれないくらいの小さな違いしか生まれないでしょう。
それでも、こういう手なりで書いている文章とは迫力が違ってくるだろうとは思いますが、まあ、大差がないともいえる。
それでは、70%なり80%で書くとはどういうことなのか。
これはほぼ「推敲をやめる」ということに等しいです。文章にこだわらない、ということですね。
ほんとうは細かく細かく推敲していったほうが綺麗な文章を書けるのだけれど、そこは捨てる。
捨てないと文章技巧にフェティッシュにこだわるばかりの文体ができあがったりする。
まあ、それはそれである種の人たちには魅力があるのかもしれないけれど、大半の人はそんなところで力を使い果たすことを求めないでしょう。
だから、
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コメント
コメントを書く(著者)
ないしょですが、まあ、そのくらいだと思ってもらっていいかと。
(ID:1159899)
海燕さんはやろうと思えば、これだけ更新出来るだけの実力を持っているのに、二、三ヶ月前はどうしてあんなだったのか不思議です。
(著者)
まあ、ひとことでいうと状況に絶望していたからですね。100万PV近いアクセスがあり、なおかつ会員が数百人増えた月もあったわけです。その頃の記憶があると、なかなか少しずつ増やしていこうという気にはなれなかった。撤退戦は辛い。結局、それしかないのだと覚悟しましたけれどね……。