『ガールズ&パンツァー劇場版』、いまさらですが4DXで見て来ました。
いやー、素晴らしかった。めちゃくちゃ面白かった。
たしかにこれは何度も見に行く人の気持ちもわかる。
全編どこまでも楽しく、面白く紡がれる娯楽映画の王道。
荒唐無稽きわまりないお祭り映画ですが、その娯楽に徹したエンターテインメント性の高さはほとんど感動的ですらある。
全国に「ガルパンはいいぞ」しかいえなくなってしまったガルパンおじさんが出現するのもむべなるかな。
あまりに素晴らしいものに触れるとひとは言葉を失うのですね。
ぼくはテレビ版を序盤で投げ出してしまった『ガルパン』初心者なのだけれど、劇場版はまったく問題なく楽しめました。
もしテレビ版を見ていないために見に行くことをためらっている人がいたらぜひ見てみてほしいですね。
テレビシリーズに関する知識はゼロでも苦労なく見れる映画ですよ。
まあ、いまでも上映している映画館は限られるだろうけれど……。
あまりに面白かったので続けてもう一回見ようかと思ったくらいなのですが、4DXは入場料が1000円高いのでやめました。
でも、ブルーレイで必ずまた見よう。うむ。
それにしても語りやすいようでいて意外にどう話したものかと迷う作品です。
ものすごくシンプルなストーリーで、はっきりいってしまえばそんなに大した話ではないのだけれど、それにもかかわらず深く心に訴えかけてくるものがあるのは、初めから終わりまでエンターテインメントに徹しているから。
いや、じっさい、これくらいの高い純度で娯楽を貫いた映画はめったにないのではないか。
全編どこにも面白くないところがない。隅から隅までパーフェクトに面白いのです。
ここまで純粋に面白いと、映画には小むずかしいテーマなんていらないのだな、とあらためて得心させられました。
たしかに「高尚な」映画ではないかもしれません。何もかもみなオタクの幻想でできあがった作品です。
ですが、そうはいったってここまでの高密度の娯楽性を見せられると、大抵の人は沈黙するのではないか。
冒頭からいきなりアクション、アクション、アクション、まったく退屈しない展開が続く。
それもアニメーションでしか表現できないであろう種類のアクションで、想像力の冒険とでも呼びたいような意外性のある描写になっています。
戦車ってこんなふうに動くのですねー。
って、いやいやいやいや、
コメント
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興味はあるけど、まだ見ていないガルパン
戦車は一人では動かせないのでそれぞれのキャラにちゃんと役割があるってのを聞いたのですが
ならばスターウォーズのAT-AT、かつて出たゲーム「鉄騎」みたいなより埃と硝煙臭に塗れた女の子も見たいですな
(ガルパン並の明るさで)