世の中には"ヘルシー"と言われる食品が、ごまんとありますね。しかしあなたがヘルシーで痩せるだろう思って口にしているものは、本当にそうなのでしょうか? 今回はヘルシーだと思いがちだけれど、実は太りやすい可能性を秘めた食品をご紹介します。
■プロテインバー
健康的なものばかりを含んでそうなグラノーラバーやプロテインバーですが、実はコーンシロップや遺伝子組み換え大豆のプロテイン、水素化油が使われていることがあるとのこと。実際にフルーツやナッツ類、天然ハチミツなどが素材の"完璧にヘルシー"なバーの存在は少ないよう。スナックにはバーでなく、フルーツやナッツをそのまま口にした方が賢明ですね。
■脂肪分ゼロの食品
脂肪分が含まれている食品と脂肪分ゼロの食品なら、迷わず脂肪分ゼロを選びたくなりますよね。しかしそれらは、脂肪分の代わりに砂糖や人工の化学製品を使っている場合が多いのです。さらに良質な脂肪分を摂らないと、身体は空腹感を感じてしまいます。その結果太る要因の砂糖を多く摂取し、より食事を多く食べてしまうという、負のスパイラルにハマることに。良質な脂肪分を避けるのは止めてみましょう。
■ダイエット炭酸飲料
低カロリーのダイエット炭酸飲料に使われている人工甘味料。これらの多飲は糖尿病、鬱病、自己免疫疾患などの原因になってしまいます。さらに脂肪の蓄積や体重増加も加速させてしまうので、ダイエット炭酸飲料を飲んでいる方はいますぐストップを。どうしても炭酸好きならスパークリングウォーターに変えてみましょう。
■フルーツジュース
朝はフルーツジュースが欠かせない、という人も多いのでは? しかし殺菌処理のされたフルーツジュースは、たくさんの砂糖分を含んでいる場合が多いのです。"フルーツは健康にいい"という考えから、フルーツジュースをがばがばと飲んでいるとインスリン値が上がり、太る原因になってしまいます。手間がかかっても自身でジューサーで作る事をオススメします。
■全粒小麦食品
健康志向の高い人は必ずといっていいほど食べているのが、全粒小麦食品。しかしそれらはたんぱく質の一種であるグルテンを多く含んでいます。例えアレルギー体質を持っていなくても、グルテンの摂り過ぎは消化不良や小腸の炎症を引き起こしてしまう可能性があるのだそう。穀物好きな方は、グルテンフリーの商品を取り入れてみてください。
先入観やパッケージの謳い文句などに惑わされず、賢い選択をすることで本当の美しさを手に入れましょう。
photo by Thinkstock/Getty Images
(文/ピーリング麻里子)
コメント
コメントを書く