究極の時短家電が向かう先は、まさかのスローライフ家電!? というちょっと意外なニュースが兄弟サイト「roomie」で紹介されていました。
ベランダにプランターなどを置きプチ家庭菜園を営んでいる人は多いかと思いますが、これを"家電化"しようという試みが研究されているのだそうです。
この次世代型家電は「家庭用植物工場」と呼ばれており、2014年春の発売を目指して、千葉大学・三井不動産・パナソニック・みらいなど複数の企業により形成される「植物工場実証事業」の中で研究が進められているのだとか。
現在は5世帯にて実験中で、ブロッコリー・ルッコラ・ロメインレタス・白菜・水菜などの野菜をキッチン用ワゴンほどの大きさの「家庭用植物工場」内で栽培しているそうです。
この「家庭用植物工場」の特徴はネットワーク型家電であること。庫内のカメラ映像や栽培データなどがリアルタイムでスマホやPCから確認でき、専門家や他のユーザーとも交流できるといいます。
"自宅産の野菜"が食卓に並ぶことは、究極の地産地消にしてある種の時短術とも言えますが、植物が芽吹いて、育って、実ったものを収穫する......という過程はスローライフ的な自給自足への回帰を感じさせますよね。テクノロジーが自然の営みと融合している点も含めて、相反する要素の共存がおもしろいプロジェクトです。
記事の元ネタは兄弟サイト「roomie」からどうぞ。
photo by Thinkstock/Getty Images
[roomie]
(文/編集部・吉川)
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