暑いですよう。はふはふ。さーて、しばらくのごぶさたでした。その間に国会は閉幕してすーっかり、選挙モード。といっても自民党勝ちそうだけどね。
この選挙はインターネット解禁なのですが、ネットといえば安倍ちゃん! ネットだーいすき! な首相でありました。
■Facebookで思いのたけを吐露!?
特に首相が愛しているのがFacebook。よーく、更新していますよ。自分でタブレットを操作して文章や写真や載せています。
なんで首相がFacebook好きかというと......それは結構シンプルで、自分の思う存分、思いっきり、発信できるから! 新聞やテレビとかだと、セリフが切り取られちゃって、前後の文脈もないままに伝えられてしまう、と安倍ちゃんは感じることが多かったようですね。特に、前回の内閣の時。その反省をもとに、リスク管理として、じゃあ、自分で発信だあ! となったわけ。自分で書く分にはいっくらでも思いのたけを並べられますからね。(注1)
(注1)でも、いろいろと話せる分、こんなこともあります。6月には、元外交官の田中均さんを「彼に外交を語る資格はない」と、強い言葉で非難して物議をかもしたり。4月には、メキシコとの首脳会談を「NHKも報道しない」と書いて、実は報道していたことがわかって、翌朝「失礼しました」と訂正したり。
■単独インタビューも大好き!
同様に、インタビューもよく受けてます。インタビューはインタビューでも、単独・インタビューね。ぶら下がり取材、といわれる、マスコミ各社テレビも新聞も並んで、質問したい人が質問して......というのではなくて、1社のみにじっくり答える。
このほうが、じっくり時間をとって取材をするし、記事もそのぶん大きくなるってこと。セリフも一言じゃなくて、前後の文脈合わせて報じられる......ということをねらっているのですね。ふむ。
実際、昨年12月に就任してからの2カ月で、新聞の主な全国紙には全部単独インタビューで出演。テレビにももちろん出ています。その後には、週刊誌の単独インタビューにも出ました。(注2)
これから選挙シーズンですから、ますます首相の単独映像が増えるかもですね。このネット&単独インタビュー戦術、みなさんはどう思いますか~? ではまた次回......はちゃんと更新しますね。選挙だしね。
(注2)「週刊新潮」では櫻井よしこさんによるインタビュー、「週刊文春」では阿川佐和子さんとの対談。
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(文/エンゼルあつみ)