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暑い夏は京都で風情ある水遊びを。水辺で涼を感じる行事3選

2013/06/27 20:00 投稿

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梅雨明けが待ち遠しい今日この頃。早くも夏休みの計画を立てていらっしゃる方も多いのでは? 海外旅行も良いですが、真夏の京都はいかがでしょうか。「京都の暑さは苦手だから」と候補から外すことなかれ。陽炎漂う京都で涼を感じることのできる行事を3つご紹介します。


 

■下鴨神社「みたらし祭」
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まずは世界遺産でおなじみの下鴨神社。土用の丑の日に御手洗池の中に足をひたし、罪や穢れを祓うという「みたらし祭」が夏の風物詩となっています。疾病や安産にもご利益があるそうですよ。


老若男女が灯明を持って御手洗池の中を進み、無病息災を祈ります。私も参加したことがあるのですが「水深はせいぜい足首ぐらいまでかな」とタカを括って池に足を浸すと、深さは何と膝までありました! そして水温の低さにも驚きましたよ。


ジャブジャブと音を立てて順路を進み、池から上がる頃にはズボンがびしょびしょでした。しかしながら冷水で暑さを忘れ、身体がシャキッとして、災厄が祓われた心地がしましたよ。御手洗池は「みたらし団子」発祥の地でもあります。筆者おススメの行事ですので、皆様ぜひとも参加してみてください。


photo by Flickr:yllan


下鴨神社 みたらし祭(御手洗祭)


 

■保津川下り
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続いては亀岡から嵐山までの約16キロ、保津川の峡谷を2時間かけて船で下る「保津川下り」。京都の街の喧騒を離れて大自然の夏を愛でながら、舞いあがる波しぶきに涼を感じることができます。


夏目漱石の小説『虞美人草』水上勉『金閣炎上』などの文学作品にも登場する保津川下りはその歴史も古く、明治28年頃から遊覧船として観光客を乗せるようになったそうです。


コースには「小鮎の滝」や「殿の漁場」など風情な名前がつけられたスポットが点在。急流に身を委ね、スリルを感じつつ自然の風景も楽しめます。乗船に年齢制限はないとのことなので、ご家族でもどうぞ。


photo by Flickr:Marufish


保津川下り(保津川遊船企業組合)


 

■宇治川の鵜飼
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最後は宇治川の夏と言えば「鵜飼」。夜の帳が降り、川面に松明が灯るといよいよ鵜飼の始まりです。鵜匠と鵜の息の合った技が見物客をとりこにします。


何と女性の鵜匠もいらっしゃるそうで、開催期間中は彼女たちの華麗な手綱さばきを観覧できます。鵜と鵜匠の織り成す幻想的な世界を是非ともご堪能ください。


photo by Flickr: lin Judy(快樂雲)


宇治川の鵜飼


 
暑い中だからこそ感じられる水際の涼しさ。真夏の京都で、古都の風情と涼を求めてみては?


(文/六島京)

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