父親はロックバンド「エアロスミス」のスティーヴン・タイラー、自身も映画『アルマゲドン』(1998年)、『ロード・オブ・ザ・リング』(2001年)などに出演する華やかな経歴を持ちながら、飾らない自然体な美しさを放つ女優リヴ・タイラー。
現在は8歳の男の子の母でもある彼女、実は「美容の本やスキンケアラインを出すのが夢」と語るほどの美容マニア。そんな彼女ならではの美容法や美容マインドをご紹介します。
★保湿
6歳の頃から祖母がお風呂に出た後、必ず保湿クリームを塗ってくれたというリヴ。現在はニキビに効果的なビタミン-Bのニアチン配合クリームとエイジングサインを減少させる成分PSP配合のクリームを併用しているそう。その後部分トリートメントとして「ドゥ・ラ・メール」の「クレーム ドゥ・ラ・メール」を唇、目の下、鼻の周りにすりこむようにつけるんだとか!
★洗顔、角質除去
「寝る前は絶対に顔を洗うこと」という祖母の教えで小さい頃から洗顔の重要性を身に感じていた彼女が語る美肌のキーポイントは「角質除去」。シャワーでは毎日スクラブ用のシャワーグローブで身体を磨き、古い角質を落しながら血行促進もして輝きの肌を手に入れるという。
洗顔には汚れをきちんと落とす上に、血流を促し肌を生き生きと目覚めさせてくれる音波洗顔ブラシ「クラリソニック」がマスト。ちなみにメイク落としはメイクが瞬く間に落ちると絶賛の「シュウ ウエムラ」のクレンジングオイルを愛用とのこと。
★美髪
キューティクルを引き締めるために、シャワーの際は最後の数分間冷たい水を浴びるというリヴ。さらに毎日続けているうちに髪が輝いて美しくなったとも。気になる使用製品は、ベルベットのような手触りと軽い感触にしてくれる「パンテーンクリニケア」のライン。シャンプーとコンディショナーは2日に1回行って、特にコンディショナーはてんこ盛りの量を使うことがポイントだそう。
★特別ケア
レッドカーペットなどのイベントの数時間前はとにかく「たくさんのソルトとオイルを入れた温かいお風呂に入ること」! 特にお気に入りなのは「クナイプ」の「バスソルト アルニカの香り」。
さらに1週間前には数回にわたって、エプソムソルト(硫酸マグネシウム)と過酸化水素か重曹をたっぷり入れたお風呂に浸かり、全ての毒素と汗を流し出すそう。さらに1週間の間数回、オイルがたっぷり配合されたフェイスマスクで肌を潤すのも欠かせないとか。
★美容マインド
「1日5分、1週間で35分というちょっとの時間に努力をするだけでキレイは磨かれる」と語るリヴ。子どもには「ちょっと映画を見ていてね。私はお風呂に入るから」と言ってお風呂に入りマスクをするという。そうして気分を上げれば、その内側の輝きも必ず外面の美しさへとつながるとのこと。そんな彼女のモットーは「スキンケアのはじまりは身体の内側から磨くこと。内側がキレイだと肌も身体も美しくなるから。クリームが美しさを作るわけではない」とのこと。
長年美容に情熱を費やしてきただけあって、こだわりの美容情報が満載ですよね。特に特別ケアのエプソムソルトは女優のグウィネス・パルトロウやジェニファー・ローレンスも行っているほどセレブでは定番の美容法。この夏デトックスでスッキリな身体を目指したい方には是非オススメです!
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(文/ピーリング麻里子)