「仕事が忙しい」――よく聞く言葉ですね。でもその"忙しさの中身"について分析したことはありますか? 「いつも忙しい」のと、「やるべきことがあり過ぎて時間が足りない」のは違います。なぜこんなに"忙しいような気がしている"のか一度、自問自答してみてもいいかもしれません。
兄弟サイトの「ライフハッカー[日本版]」によると、その原因は「先延ばし」と言われています。
いつも忙しい人は、「こんなに働いているのだから先延ばししてるわけがない」と自分に言い聞かせています。忙しいのは本当でしょう。しかし、真に注意を向けるべきことからは目をそらしているのです。例えば、誰かから「あなたがやっているこれが、今一番大事なことなの?」と聞かれたとします。自信をもって「イエス」と言えるでしょうか?
私たちは「忙しく」先延ばししているのです。
なんでも、日常生活には先延ばしのワナが至るところに仕掛けられており、本当は時間を浪費しているだけなのに、「忙しい」とか「活動的」だと思い込まされているのだとか。
では、先延ばしグセを改善するにはどうしたらいいのでしょうか? それには、なるべく楽しくそしてスムーズに最優先事項に取り組むための工夫が必要です。
「やらなければいけないこと」を考え最適化することも大切ですが、これらのタスクを終えたら「やりたいこと」への取り組み時間が増やせるということも意識してみましょう。
自問してみてください。いま受信箱の一番上にあるメールは最重要タスクですか? 目先の達成感に惑わされず、最優先事項を見極めていければ生産性をより高めることができそうです。
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(文/編集部・寺田)