■メゾン・モスキーノ・ホテル(イタリア/ミラノ)
使われていなかった19世紀の駅舎を改築して生まれたこのホテルは、そのシュールなインテリアでファッション業界内にもファン多数。壁・床から家具まで純白で揃えた部屋や、深紅のドレスを使ったベッドなど、客室はそのひとつひとつが個性とアイデアの宝庫。デザイナー志望の人も、そうでない人も、クリエイティビティが掻き立てられるはず。
■アルマーニ・ホテル(UAE/ドバイ)
ドバイといえば、世界でも特に高級ブランド志向の高い土地。世界最高層ビルとしても知られるブルジュ・ハリファの中に「アルマーニ・ホテル」が登場したのも納得の話です。ジョルジオ・アルマーニ氏自らが監修したというだけあって、内装はスレート(石版)グレーでまとめられた彼らしい仕上がり。
■ル・ベルシャス・ホテル(フランス/パリ)
パリ左岸のボヘミアン気質をさり気なく取り入れた、市内2軒目となる「クリスチャン・ラクロワ」のホテルがこちら。豪華な素材と大胆な色彩、個性的なディテールとふんだんなアクセントを、驚くほど調和性のあるスタイルに仕上げているのはさすが。
■シュロスホテル・イン・グリュネヴァルト(ドイツ/ベルリン)
カール・ラガーフェルドがデザインを担った「シュロスホテル」。彼らしい黒とグレーをちりばめた、すっきりとしたデザインが印象的なインテリアは、この界隈の立派な邸宅に溶け込んだ外観とも意外なコントラストを生んでいます。
■ホテル・ミッソーニ(スコットランド/エディンバラ)
ミラノの建築家マッテオ・トゥンによるごくモダンな建築の中にあるのは、いたる所にミッソーニならではのファブリックがあしらわれたホテル。カーテンからベッドカバーまで、お馴染みのモザイク風パターンが温かく迎えてくれます。
いかがでしたか? ここでは5つのホテルを紹介しましたが、「Tablet Magazine」には紹介し切れなかったその他のホテル6軒が載っています。我こそはファッション中毒者! という方はぜひ次の旅先候補に加えてみてくださいね。