美術品と認知されるようになった縄文土器・土偶 この縄文土器。長らく「工芸品」カテゴリーに属していたのですが、これを「美術品」だと位置付けた人物をご存知でしょうか。かの岡本太郎です。 1950年代初頭、東京国立博物館を訪れた岡本太郎は縄文土器に衝撃を受けます——「なんだこれは!」と。 その時の気持ちを、1976年、読売新聞で次のように語っています。 「戦後のある日、わたしは、心身がひっくり返るような...
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