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ワーキングママを「大丈夫だよ」と励ます気持ちで本を書きました/BunBu学院代表・細川眞紀子さん【後編】

2013/02/20 16:04 投稿

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【前編はこちら】


BunBu学院に入学希望が絶えない最大の理由、それは各分野から集められた一流の講師陣によるカリキュラムだ。なにしろ柔道のクラスでは、バルセロナ五輪の金メダリスト・古賀稔彦さんが監修に立って直接指導する機会があったり、今後開講する英語のクラスでは元イエール大学の講師を招き、小学4年生で英検2級取得を目指すという。


「子どもは10歳までの間に、人間形成に必要な基礎を徹底的に学ぶ必要があります。ならば私たちがお子さんを預かる時間の中で、人間力を最大に高めるプログラムを作ろうと考えました」


こうした講師陣を直接訪ね、BunBu学院の指導を直談判するのも細川さんの役目だ。しかし細川さんが目指す教育は、決して詰め込み型の「英才教育」ではない。子どもたちが将来自分の足で逞しく立ち、社会を生き抜く術を身につけることが目標なのだという。


「ここでは勉強だけでなく、挨拶などの生活マナーも徹底して教えます。それもただ挨拶させるのではなく、なぜ挨拶が必要なのか、その理由を子ども自身に考えさせるんです。子どもの能力には底も天井もない。教え方次第で、どの子もすごい伸びしろをもっていますよ」


130218Career05.JPG細川さんが考えるBunBu学院の教育メソッドのエッセンスは、今年1月に発売された著書「将来有望」な子どもの育て方の中で「サバイバル力10ヵ条」として簡潔に表現されている。


「いま、仕事も育児もこなすお母さん方は、毎日ものすごく頑張っていると思うんです。でもそのひずみが、時に子どもに集中してしまう。そんなお母さん方に、『大丈夫だよ。仕事も育児も大変だけど、とりあえずこれだけやっておけば子どもは伸びるから』と応援する気持ちで、この本を書きました」


強い想いさえあれば、何でもできる。大事なのは最初の1歩。世の注目を集める「スーパー学童」には、細川さんの生き方そのものが反映されている。


 

130218Career03.JPG細川眞紀子(ほそかわ・まきこ)


株式会社ニリア・バニー代表取締役。ベビーシッター派遣会社や認可保育園の運営を経て、2010年5月にスーパー学童 BunBu学院を開設。


教育プロデューサーとしても幅広く活動し、2013年1月に著書『「将来有望」な子どもの育て方 ~20年後を考えた子育て』(アスコム刊)を上梓した。


BunBu学院


(取材・文/編集部)

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