2024年は2月10日に行われた旧暦正月・春節。多くの中華圏で祝われている一大イベントは、業界を問わずさまざまな企業が広告を打つタイミングでもあります。そんな文化的なお祭り事である春節の時期に、世界最大級の飲料ブランドのペプシは国民のおよそ3割が中国にルーツを持っているマレーシアにおいて、現地の人気インフルエンサーを活用したブランディング動画を公開しました。
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動画に登場するSai、Jobro、Berniceの3人は、それぞれInstagramを中心に若者たちから絶大な支持を受けている人気インフルエンサーたち。普段は華やかな側面しか発信しない彼らですが、動画内で「実は去年の春節に立てた目標を達成できていなくて……」と悩みを吐露し合うシーンで始まります。
それぞれの事情を聞いていくと、目標を達成できなかったのは環境の問題ではなく彼らが途中で目標そのものを諦めたことが原因だと判明します。「今年こそ、一度はじめたことはやり遂げよう。そうペプシに誓おう」というメッセージで締めくくられ、例え羨望の眼差しを受けるインフルエンサーであろうと時には失敗や挫折をしていることをペプシらしい世界観の中で表現しました。
同時に実施されたプレゼントキャンペーンは、春節らしい縁起の良さを詰め込んだ金のコップが当たるもので、ペプシの公式サイトで遊べるゲームをクリアすると当選確率が上がるエンタメ要素も含んでいます。楽しく前向きに新たな1年を迎えてほしいという願いが込められた施策でした。
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