■たった一つの罪悪感
菊地 Mariaさんは罪悪感みたいなものがありますか。ずっと訊いてみたかったんです。
Maria ええ~。罪悪感?っすかあ……罪悪感って超キライなんですよ。それがあると生きていけないってくらい嫌です。罪悪感が少しでもあると、どんなに楽しい場面にいればいるほど思い出しちゃうんですよね。「そういえば、あの子どうしてるかな」とか考えはじめてしまう。私は今でも拭い去れない罪悪感があって……。
菊地 どんなことですか、それは?
Maria 高校のときに付き合っていた女の子がいるんです。私にはレズ時代があったんですよお。
菊地 相手はおいくつだったんですか? 年上でしょうね。
Maria めっちゃ年上でした。私が17歳くらいで、向こうが27歳くらいかな。地元の携帯ショップで働いていているお姉さんだったんですけど、出会ってしばらくして彼女は地元に帰ったんですよお。私が高校生でお金がなかったからあ、彼女が地元までのチケットをくれて遊びに行ったりしてて。そのうちにコクられて、私は彼女の優しさを愛として感じられるようになったから付き合ったんです。
菊地 どうして別れちゃったんですか?
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
-
「料理店の寝椅子 彼女たちとの普通の会話」4_2 SIMI LABのMariaさんと
-
一覧へ
-
<ビュロ菊だより>No.35『どんどん文字を書く能力が弱く成っている(恐らく、読まなく成ったからだと思う。CDのライナーなんて、全く読めなく成ってしまった)』